ベッドで寝転び真希を抱きしめながら・・・・このまま眠りたいけど・・・まだ眠る事は出来ない・・・まだ大事な事を話ておかないと・・・
真希の親に言わなければならない・・・いつ挨拶に行こうか・・・マネージャーに相談して少し時間貰わないとな・・・韓国の活動が始まる前に・・・
「真希の親にいつ言おうか・・・」
「ん・・・」
「挨拶も行かなきゃな・・・時間作るからちょっと待ってて?マネージャーと相談してからでもいい?」
「ん・・・私から言うから・・・挨拶なんかしなくて良い」
「・・・え?それはダメだろ」
「それにね・・・引っ越してから電話で言おうと思う・・・」
「・・・え?電話で言う気?」
「うん会わない・・・会ったらそのまま監禁でもされそうだし・・・今電話しちゃうとすぐに来そうだから・・・」
「・・・もう・・・会わないつもりか?」
「うん・・・もう会う事は一生・・・ない」
「・・・真希」
本当に・・・前から決めてたんだな・・・・・・一生会わないって・・・こんなに大事な事をあっさり言うなんて・・・これがお前の覚悟なんだな・・・・・・俺には何が出来る?・・・
「大丈夫!だから引っ越してから電話で言う」
「・・・俺に出来る事は?」
「もう十分すぎるほどいっぱいしてもらったから・・・もうジェジュンが傷つく必要はない・・・」
「・・・真希」
「大丈夫だから!自分の親だし自分で決着付けるから・・・それにジェジュンはこれから年末に向けて忙しくなるでしょ?仕事に集中して欲しい・・・もう隠し事はしないから・・・ね?お願い」
「・・・分った・・・だけど・・・何かあれば」
「うん言うから・・・絶対に言うから」
「うん・・・絶対だからな」
こんな時でさえ・・・まだ俺の心配かよ・・・俺なんかよりずっとずっと大変なのに・・・
「ジェジュン・・・ファンがたくさん待ってるから・・・仕事頑張ってね」
「・・・真希」
「私もファンの一人なんだからね(笑)忘れないでよ?」
「うん・・・忘れない」
「いつもありがとう」
「・・・俺も」
結局・・・守って貰ってるのは俺の方かもしれないな・・・いつだって俺の事ばっかり考えて・・・だから俺は仕事に集中出来るのかもな・・・
大切な人にこんな事までさせて・・・幸せにしないと・・・俺・・・・一生男になれないな・・・
でも・・・すぐじゃなくても・・・いつかきっとわかり合える日が来る・・・そう信じたいし・・・そうしていくつもりだよ・・・俺はまだ諦めた訳じゃない・・・何年かかろうが・・・何十年かかろうが・・・きっとわかり合える日が来る・・・だって親子なんだから・・・俺はそれまで諦めないから・・・
抱きしめたまま少しだけ眠ると・・・すぐに出かける時間になったんだ・・・
「真希・・・大丈夫か?」
「うん大丈夫!光貴に言って休み貰うから心配しないで?」
「俺からも電話しとくから」
「うん」
「・・・メールでいいからちゃんと報告して?」
「分かった」
「何かあったら・・・必ず電話すること!出れる時は必ず出るから・・・出れなくても留守電には必ず入れといてすぐに折り返すから」
「うん」
「約束だからな」
「分かった」
「じゃあ行くな」
「ありがとね」
ドアを開ける前に・・・真希にキスをしたんだ・・・
「・・・っ」
「痛かったか?」
「ん・・大丈夫」
「ちゃんと薬塗れよ?」
「うん」
「じゃあいってきます」
「いってらっしゃい」
タクシーに乗って真希のマンションを見ながら思う・・・もうここには来る事ないんだな・・・
あの部屋で最後のキスは・・・少し血の味がした・・・俺は絶対忘れない・・・
そして・・・もう二度とあんな事はさせないと誓ったんだ・・・
続く・・・







