彼女の作ってくれたお弁当は・・・恥ずかしくなるぐらいのお弁当で・・・でも凄く嬉しかったんです・・・何となく彼女に惹かれてる気はしてましたが・・・この時やっぱり好きだなぁ・・・そう確信したんです・・・
何故か・・・このハートのお弁当が嬉しかったからです・・・でも彼女は僕のファンとして僕の事が好きなんでしょうか・・・ずっと緊張してますからね・・・僕の事は東方神起のチャンミンなのでしょうね・・・そう思った瞬間に胸の奥がズキンっとした気がします。
「チャミ様?」
「・・・え?」
「チャミ様・・・お茶を」
「あぁ・・・ありがとうございます」
「味は大丈夫ですか?」
「とっても美味しいですよ?」
「良かったぁ・・・アップルパイも焼いてきたんですよ?・・・りんごは大丈夫ですか?」
「大丈夫です・・・少しお散歩したら頂きますね」
「はい」
僕は彼女と居ると太りそうですね・・・こんなに美味しい物を食べ続けられるのなら・・・
ん・・・そう言えば気にもしませんでしたが・・・彼氏はいるのでしょうか・・・考えるよりも聞く方が早いですね・・・
「恭子さん・・・彼氏は?」
「え・・・」
「付きあってる男性はいるんですか?」
「え・・・いません・・・」
「そうですか・・・もしいたら僕とデートしてますか?」
いないと聞いて嬉しくて顔がにやけてしまいそうだったから思わず質問をしてしまいました。
「・・・難しい質問ですね・・・」
「え?」
「彼氏がいても・・・チャミ様のファンですから・・・デートって出来るなんて普通はないでしょうし・・・でも彼氏がいたら・・・うーん」
「くくっくく(笑)分かりました・・・もういいですよ?」
真剣に悩んでる彼女を見たら何故だか少し安心しました・・・きっと彼女はそんな器用な事は出来ない・・・何故かそう思いました・・・
「少し散歩しましょうか?」
「はい」
荷物を車に乗せて僕たちは木々の中を木漏れ日を浴びながら歩き始めたんです・・・僕の歩幅について来れない彼女に合わせるように手を繋いで・・・
そんなにドキドキされたら・・・僕までドキドキしてきました・・・もうちょっと普通にして下さい・・・
ぐるりと一周して戻ってきた頃には小腹も空いてまたシートをひいて彼女の作ったアップルパイを食べながら・・・こんなのんびりしたオフも久々だなぁ・・・
日頃の忙しさに追われ散歩するなんて事もなかったですからね・・・寝て本読んで作曲して映画見て・・・そんなオフばっかりでしたから・・・心も身体も癒されますね・・・
「恭子さん・・・もうちょっとこっち来て下さい」
「え・・・」
「ここに」
「はい」
彼女を呼びよせ彼女の膝を借りたら心地よい風と太陽の光ですぐに眠ってしまったんです・・・
続く・・・






