その日から僕は不安で眠れない夜はマンションの裏の名前も知らないあのバーに飲みに行くようになったんだ・・・灯りが点いてたり消えてたりするからいつが休みでいつが開いてるのかも分からない謎だらけのお店・・・だけど僕には凄く居心地が良くて青いライトが落ち着くんだ・・・
それに他のお客さんとも出逢った事がなくまるで貸し切りの様なこのバーはユチョンにも教えたくないくらいだった・・・このバーに来て飲んだ夜はぐっすり昼まで眠れるんだ・・・
「ビールですか?」
「はい」
「お待たせしました」
「ども・・・この店名前なんて言いますか?」
「・・・店の名前はないんです・・・バーとでも呼んで頂ければ・・・」
「ふふっ・・・じゃあ・・・お休みとか営業時間は決まってますか?」
「・・・不定期ですね・・・気分次第です・・ふふっ」
「あははっ(笑)やっぱりそう言われると思ってました」
「そうなんですか?」
「はい・・・なんとなくそんな感じが」
「ふふっ」
「あの・・・もう一つ聞いて良いですか?」
「なんでしょう?」
「なんと呼べばいいですか?」
「私ですか?」
「はい・・・マスターじゃ可笑しいし・・・ママって感じでもないし・・・お名前は?」
「ふふっ(笑)・・・七海と言います」
「ななみ・・・じゃあななみさんで!」
「はい・・・ふふっ(笑)」
クスクス笑う彼女はとてもキュートで青い光で彼女の白いシャツが綺麗でまるで光ってるようで・・・腕を捲った袖から伸びる白く細い腕がとても綺麗だったんだ・・・
そっかななみさんって言うんだ・・・どんな字を書くんだろう・・・
「どんな字書きますか?」
僕が尋ねると彼女はペンをポケットから出してコースターに書いてくれたんだ・・・七海・・・
「ななつのうみ・・・って書いて七海です」
「素敵な名前ですね・・・僕は・・・」
「ジェジュン・・・さん・・・」
「え?知ってましたか?」
「・・・はい・・・有名ですから(笑)」
「なんだぁ~知らないのかと思ってましたぁ」
「ふふっ(笑)お客様はどなたであれお客様ですから」
「・・・ありがとうございます」
「いえ・・・お礼を言われるような事では・・・」
「こうやって普通に飲める場所もあまりないから・・・なんか嬉しくて」
「そう言っていただけると光栄です」
それからおつまみを出して貰いいつものように焼酎ロックを何杯か飲んでお店を出て部屋に向かった・・・
そっか七海さんって言うんだ・・・綺麗な名前・・彼女にぴったりだと思ったんだ・・・海・・・だから青いライトなのかな・・・
僕はシャワー浴びてベッドに入って天井を見つめながらボーっとしてると携帯が鳴り携帯を開くとユチョンからのメールで1曲出来たからメールに送信したと・・・ユチョン・・・明日聞くよ・・・もう眠い・・・
続く・・・





