仕事から帰りご飯を食べてネットで彼らの来日の情報を調べてからお風呂に入った・・・今日は一日中立ちっぱ
なしで足がパンパンで久しぶりにお湯を溜めて半身浴をしながら浮腫んだ足をマッサージしながら疲れをとって
た・・・
微かに聞こえるインターホン・・・こんな時間に誰??何か怖いから無視しよう・・・お風呂の中でじっと動かず大人しくしてても鳴りやまないインターホン・・・
「・・・?」
静かにお風呂から出てバスタオルで身体を巻いてそっと玄関に近寄るとなぜかドア越しに彼を感じた・・・まさか忙しくて逢えないって言ってたのに・・・まさかね・・・
「・・・どなたですか?」
「笑美!僕だよ!」
え・・・なんで・・・でもその声は・・・ドアを開け隙間から見える顔は逢いたくて逢いたくて仕方なかった彼が目の前にいた・・・
あまりに突然の事でびっくりして彼に催促されるまではドアガードを開けるのも忘れて茫然としてた・・・ドアを開けると彼は私を抱きしめると同時に閉まるドアの鍵をかけて彼の背中に手を回した・・・
逢いたかった・・・こんなにも愛おしい・・・逢えない間に彼は少し筋肉が付いたようで逞しくなってる・・・ジュンスと逢えない間・・・私も頑張ったよ?・・・綺麗になろうと思ってメイクの勉強もしたし・・・大学で朝鮮語専攻を活かして韓国語教室への就職も決まったし・・・この日の為にジュンスに逢って愛想尽かされないように頑張ったつもりだよ?・・・
だって頑張ってるのはネットを通じても痛いぐらいに伝わってるし・・・毎日くれるメールや電話でも彼が真剣に仕事してるのが伝わったから・・・私も私の出来る事を見つけてやろうって思えたから・・・
彼の暖かさに包まれてると彼は少し驚いたように
「笑美・・・お風呂入ってたの?」
「え・・・あぁーーーーーーー」
私は彼に言われて思いだした・・・バスタオル一枚で出てきた事も忘れちゃうぐらい彼しか見えなかったんだ・・・彼の顔を見てしまったから・・・そんな事も忘れちゃってた・・・
彼は急に真面目な声で
「・・・笑美・・・僕じゃなければどうするの?」
彼が怒るのも当然だよね・・・でもね・・・怒らないで?せっかく逢えたのに喧嘩なんてしたくないよ・・・喧嘩してる時間なんて1分1秒だって使いたくないよ・・・だって1年ぶりだよ?いっぱい話したいし・・・いっぱい愛したいよ・・・
だから電話してくれればよかったのに・・・っていうと思いだしたようにはっとした顔で謝る彼を見ると余計に愛おしくなる・・・そっか・・・電話するのも忘れて逢う為に急いで来てくれたんだ・・・その気持ちだけで十分だよ・・・
泣きそうになってしまうのをごまかす様に俯いてクスクス笑うと暖かい彼の手で頬を挟まれ見つめられ・・・逢いたかった・・・綺麗になったね・・・好きだよ・・・と甘い言葉を囁く彼の目を見つめて私も想いを伝えた・・・この日をどれだけ待ってた事か・・・
彼の顔がゆっくり近づくと目を閉じて彼を待った・・・1年ぶりの彼の唇は暖かくその舌は熱く私を溶かしていった・・・
続く・・・




