数日前にネットで流れた噂・・・それは東方神起が韓国へ帰る・・・いつもの事じゃんそう思ってた・・・でも今回はどうも様子が違う・・・騒ぎすぎだ・・・可笑しいなと思い詳しく調べると・・・騒いでる内容は今回の活動時期の長さだった・・・ひょっとしてもう日本へ来ることはない?・・・そんな不安が私を襲った・・・
もうそうなったら悪い事しか考えられず・・・韓国へ帰ってしまう・・・そしたら私は・・・要らない?・・・そうだったいずれは韓国へ帰る人なのに・・・浮かれ過ぎてたんだ・・・私が変わらなければ大丈夫・・・そんな事を思ってた自分が恥ずかしくなるよ・・・いやでも・・・待って彼はそんな人じゃない信じるって決めたのに何言ってんの私ったら・・・彼が何も言って来ないって事はただの噂?・・・
そんな事を想ってた・・・彼が来てくれるまでは・・・彼の思い詰めた顔・・・まるで顔を見られたくない様に抱きしめトイレに入り水を流してるけど・・・微かに聞こえる彼の泣いてる声・・・トイレの前に立ち尽くして・・・彼が話に来た事を悟ってしまったよ・・・やっぱり本当だったんだ・・・明らかに動揺してしまったんだ・・・
そして彼を困らせるような事を言って彼の哀しそうな顔を見たら胸の奥がぎゅって痛んだ・・・我儘言う私に彼は優しく暖かい腕で抱きしめてくれる・・・ちゃんと向き合わなきゃダメだ・・・こんな事してたら本当にダメになっちゃう・・・そう思い直す事が出来たのは彼のおかげ・・・
それから気持ちをぶつけ思ってる事を全て伝えた・・・彼は待ってて欲しいと言ってくれ・・・私には十分過ぎる言葉だった・・・その言葉が聞きたかったから・・・言って欲しかった言葉を・・・
その夜は何度もお互いを求め合い彼は忘れないでと言わんばかりに跡を残し・・・私も忘れないでと想いを込めて彼を愛した・・・こんなにも好きになるなんて・・・好きだったなんて改めて思い知らされる・・・
やっぱりもう彼なしでは生きて行けない・・・彼と別れるなんて無理だよ・・・だからずっと待ってるよ・・・お金を貯めて韓国にも行くよ・・・それが私の生きがいになるのなら・・・どんなに寂しくても逢えなくても生きていける・・・彼が私を求める限り・・・私は彼を待つ事が出来る・・・
私の気持ちとは関係なく時間は経ち・・・やがて朝が来る・・・彼が韓国へ帰るのは来週・・・たぶんこれが最後だろう・・・それを彼も分かっているのか時間ぎりぎりまで求めてくる彼を受け入れ愛した・・・
「笑美・・・毎日電話するから」
「うん」
「僕がそばにいないんだから一人で夜遅くに出歩いちゃダメだよ?」
「うん」
「笑美・・・愛してる」
「私も愛してる・・・ずっと待ってる」
「うん」
「だから必ず戻ってきて?」
「うん・・・必ず戻る・・・だから絶対待ってて」
「うん待ってる」
「いってきます」
「いってらっしゃい」
まるでお別れのような切なく哀しいキスを何度も何度も繰り返し彼は帰って行った・・・彼が玄関を出るまでは笑顔を作り彼が好きだと言ってくれる笑顔で見送り・・・追いかけたい気持ちを抑えドアノブに手をかけたまま溢れ出る涙をボトボト落して・・・泣いた・・・
それから一日中ベッドで泣き続けた・・・彼の電話が来るまで・・・今日ぐらいは泣いても良いよね・・・電話が来るまでは・・・その時は笑ってるから・・・それまでは泣いて良いよね・・・大好きだと言ってくれる笑顔に戻すから・・・今日ぐらいは・・・許して・・・
続く・・・



