僕らは海へ向けて出発した・・・しばらく走ると
「寿々寝ちゃった」
「車に乗るとすぐ寝るから(笑)」
「確かに(笑)」
「ジェジュンも寝たら?昨日寝てないんでしょ?」
「うん・・・ねぇ?」
「ん?」
「果穂さぁ・・・強くなったね?」
「そう?」
「さっきの事とかさ・・・なんか出逢った頃とは全然違うっていうか・・・」
「そうかな・・?」
「結婚する前はよく泣いてたじゃん」
「・・・そう?」
「うん」
「だとしたら・・・ジェジュンのおかげだね?」
「僕?」
「そう・・・だってジェジュンが生きる意味を教えてくれて・・・ジェジュンが生きる楽しさを教えてくれたから」
「・・・」
「それに・・・守りたいものが増えたから・・・」
「寿々?」
「ジェジュンと寿々・・・二人がいなければ楽しくないから(笑)」
「・・・」
「私にとっては二人が全てで・・・二人が笑ってるから私も笑っていられるの」
「・・・」
「寿々が出来て・・・ジェジュンが結婚しようって言ってくれた時に決めたの・・・二人の為に生きようって・・・だから全てなの・・・二人が悲しそうだったり辛そうだと幸せになる為だったら何だって出来る・・・そう思えるようになったのはジェジュンのおかげだから」
「果穂・・・ありがとう」
僕は果穂の言葉に感動して目頭が熱くなった・・・全然ダメじゃん・・・守られてるのは僕の方だったんだ・・・だけど果穂の言葉が嬉しくて今まで以上に守りたいって思ったんだ・・・
「でも・・・明日チャンミンに言われるんだろうな・・・」
「あはは(笑)そうかもね」
「はぁぁ・・・」
「言ってあげれば良いじゃん!みんなもするでしょ?って笑い飛ばせば良いじゃん」
「そうだね!」
「うん」
「果穂?」
「ん?」
「愛してる」
「私も」
そう言って僕は握ってた果穂の手を強く握った・・・冬の日差しが差し込む車内は果穂が作り出す穏やかな空気で満ち溢れて僕は徐々に意識を失いいつの間にか眠ってたんだ・・・
「ジェジュン!着いたよ!」
「・・・ん」
「海に着いたよ?」
「・・・あ・・・寝ちゃってたんだ・・・」
「よく寝てたよ?」
「寿々は?」
「まだ寝てる・・・今外に連れ出すと風邪引いちゃうかな?」
「じゃあ先にご飯食べる?」
「お腹空いた?」
「うん空いた」
「じゃあさっき来る時市場があったからそこ行ってみよっか・・・でもジェジュンってばれちゃうかな?」
「大丈夫だよ」
僕はそう言ってサングラスとニット帽をかぶって果穂と運転を変わり市場へ向かった・・・
続く・・・




