夜ご飯を食べる終わるとメンバーは宿舎に帰っていった・・・僕はお風呂にお湯を溜めて寿々のパジャマとおむつを用意して一緒にお風呂に入った・・・
寿々の髪の毛や身体を洗ってから自分も洗って二人でバスタブに浸かると寿々が僕の手首をじーっと見て
「パパ・・・なんでママのここにはきじゅがありましゅか?」
「え・・・」
「じゅじゅにもパパにもないでしゅよ?」
「・・・」
「ママはここにいっぱいありましゅよ?」
「寿々?・・・それママに聞いたの?」
「ううん」
「そっか・・・寿々はずっと気になってた?」
「・・・あい」
「そっか・・・」
「ママいたかったでしゅか?」
「うーん・・・そうだね・・・」
僕は寿々に果穂の手首の傷の事を聞かれてドキッとした前にも僕のタトゥーの事で聞かれたっけ・・・でも僕と果穂のとでは意味が違いすぎるから・・・でも隠せるもんでもないし・・・
正直寿々に聞かれると思って無かったって言ったら嘘になるけど・・・ちゃんと話さないといけない時期なのかなのかも・・・
「あのね寿々」
「・・・あい」
「ママのパパとママ・・・寿々のおじいちゃんとおばあちゃんの事ね?」
「あい」
「ママが若い頃に海で死んじゃったんだ・・・」
「・・・もういないでしゅか?」
「うん・・・ママはねそれが自分の所為だって思っちゃってね・・・」
「・・・ママのせいでおじいちゃんとおばあちゃんはいなくなっちゃったでしゅか?」
「寿々?それは違うよ?ママの所為じゃないんだ・・・だけどママはそう思っちゃったんだ・・・」
「・・・あい」
「それからママはここにいっぱい傷つけて自分もいなくなれって思っちゃったんだ・・・」
「・・・ママはいなくならないでしゅよね?」
「うん」
「じゅじゅおいてどっかいきましゅか?」
「寿々を置いてどこにも行かないよ?」
「・・・ママいっぱいないたんでしゅか?」
「うん・・・いっぱい泣いて・・・泣き過ぎて・・・涙も出なくなるぐらい泣いたんだよ・・・」
「・・・」
「でもね・・・その後にパパはママと出逢ったんだよ?・・・パパはママの事が大好きになっちゃってね?・・・そして寿々が生まれたんだよ?」
「・・・」
「ママもパパも寿々が大好きだから寿々を一人にさせないし・・・置いてどっか行ったりなんかしないから大丈夫だよ?」
「じゅじゅもママとパパだいしゅきでしゅ」
「うん・・・ママはねここに傷をいっぱい作ったから・・・痛い思いをいっぱいしたから・・・誰よりも優しいんだよ?パパはそんなママが大好きなんだ・・・」
「・・・あい」
「だからね・・・この話はこれで終わり・・・ママには聞いちゃダメだよ?寿々とパパの秘密だよ?分かる?」
「あい・・・きいたら・・・ないちゃいましゅか?」
「そうだね・・・泣いちゃうかもね・・・」
「じゅじゅきかないでしゅ・・・ひみちゅしましゅ・・・そしたらママなかないでしゅか?」
「うん・・・寿々はママに似て優しい子だね・・・」
「ママににてましゅか?」
「うんそっくりだよ?(笑)可愛いところも優しいところもそっくり」
「えへへ(笑)」
僕は寿々をぎゅっと抱きしめた・・・ごめんね・・・まだこんなに小さいのに・・・今まで聞けなかったんだね・・・そんなに果穂の事大好きなんだね・・・こんなとこまで果穂そっくりだ・・・僕にはそれが嬉しいよ・・・ごめんね我慢させるみたいで・・・でも分かってくれてありがとう寿々・・・これは僕たち二人の秘密だから・・・
続く・・・




