彼が帰った後に美月ちゃんがお花を持ってきてくれた・・・
「果穂さん・・・美夏さんの事ありがとうございます」
「え?お礼言われるような事は何もしてないよ?それより美月ちゃん私もありがとう・・・お世話してくれて凄く助かったし・・・美夏のそばにいてくれてありがとうね」
「いえ私なんか何も・・・でも・・・美夏さんには幸せになってもらいたい・・・・」
そう言って美月ちゃんはその場で泣き崩れた・・・私は彼女の元まで歩いてベッドに座らせると抱きしめた・・・
「何もかも任せっぱなしでごめんね・・・美月ちゃんも辛かったんだよね・・・本当の事言えないし・・・」
「・・・どんどん弱くなっていく美夏さんを見てるのが辛かった・・・何度果穂さんに話そうと思ったか分かりません・・・」
「私の為に黙ってくれてたんだよね・・・妊娠してたから・・・」
「・・・」
「ありがとう・・・美月ちゃん・・・美月ちゃんのおかげで無事に出産する事が出来んだよ・・・本当に感謝してる・・・」
「・・・果穂さん・・・」
ひとしきり泣くと彼女はこれから忙しくなるんだって・・・そう言って笑顔で帰って行った・・・
美月ちゃんの涙を見てもっと強くならなきゃ・・・守られてばかりじゃ寿々を守る事なんて出来ない・・・大切な人の子供・・・大切に育てなきゃ・・・皆のおかげで助けられ皆のおかげで幸せになる事が出来た・・・私に何が出来るかな・・・
僕は病院を後にするとマネージャーと逢ってた・・・食事をしながらチケットを受け取るのと・・・ユノと美夏さんの事を話してマンションに帰ってきた・・・宿舎のドアを開けるとまだ女性の靴があったからそっとドアを閉じて果穂の家に戻った・・・
まだいるって事は大丈夫なのかな?そんな事を想いながら寿々の為にベビーベッドを組み立ててベッドの横に置いたりそのまんまになってるベビー服の値札を外して洗濯したりしてた・・・
「ふふっ可愛い(笑)」
小さなベビー服が可愛くて可愛くて昼間の寿々を思いだす・・・
「あ・・・写メ撮ってくれば良かった・・・あぁー・・・・明日絶対撮ろっ♪」
そんな事をブツブツ言いながらおむつが目に入り一つ袋から出してみた・・・
「んふっ(笑)おむつもちっちゃい」
寿々は果穂に似て可愛い女の子になるんだろうな・・・そんな事を考えてると携帯が鳴った
「もしもし?」
「ジェジュン?生まれた?」
「おーユチョン!うん生まれた!ごめん電話するの忘れてた!」
「んっだよそれ~心配してたのに」
「ごめんごめん」
「どっち男?女?」
「可愛い女の子だよ?名前はじゅじゅ」
「おーじゅじゅちゃん?」
「うんそうっ♪すっごい可愛いんだよぉ~~」
「なんかジェジュンみたいだね」
「うんそうなんだ♪」
「日本に戻ったら会わせてね?」
「うん見るだけだよ?」
「え?」
「見るだけだから!触らないでよ?」
「え?なんでだよ?」
「だって女の子だからっ!」
「へ?・・・でた早くも親バカだ・・・ジュンスー」
「もう切るよ?皆にも伝えといてありがとうって」
「分かった・・・それとさ・・・ユノはどうしてる?」
「ユノは今美夏さんといるはずだから今はそっとしておいてやって?詳しい事は明日そっち帰ってから話すから」
「え?帰ってくんの?」
「うん明日だけね・・・籍入れようと思って」
「そっか・・・じゃ迎えに行くよ?何時の便?」
「えっと12時の便」
「オッケー!じゃ明日」
「うんありがとうね」
翌朝病院に寄ってからユノにも言わずひとまず帰国した・・・あれから連絡がないユノが気になってたけど・・・連絡が必ずあるはずだから・・・
続く・・・




