HUG vol.117 -Love in the Ice side story- | Dearest ❤ Jejung

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ジェジュンを溺愛中のジェジュペンの妄想ブログです。

野田さんの書いた記事のおかげで「親を売った酷い娘」ではなくなった・・・だけど同情の声も上がっていると野田さんから後で教えて貰った・・・



同情・・・同情なんてされたくない・・・確か前に果穂がよく言ってた言葉だなぁ・・・何も知らない人が言う言葉なのかなぁ・・・そっか何も知らないから可愛そうとか辛いよねとか言えるんだ・・・本当の辛さや苦しみなんてきっと本人にしか分からないし分かるはずもないのに・・・



マスコミの報道した事や記事で左右されちゃう日本ってどうなの?真実を知らぬまま・・・報道やニュースで思い込んでしまう・・・これってダメな事だよね・・・いつになく真面目にそんな事を考えてしまう・・・




野田さんが最後に言ってた言葉を思い出す・・・





「これ以上自分を犠牲にする事ないのよ・・・幸せになりなさい」




犠牲・・・私は犠牲になったのかな・・・違うよ野田さん・・・犠牲になったのは私に関わってしまった人達なんだよ・・・



幸せ・・・私の幸せ・・・ある訳ないよ・・・野田さんから言われた言葉が私にはあまりにも重くてその言葉が圧し掛かってくるよ・・・



優しい言葉を掛けられてある訳ないのに・・・幸せになってもいいの?・・・なんて甘い事を考えてみちゃったりする自分が許せなくて・・・こんな事なら誹謗中傷で傷つけられた方が逆に開き直れたかもしれない・・・だってその分期待しなくて済むじゃん・・・



ホテルの窓辺に座りビールを飲みながらそんな事ばかり考えてた・・・





ピンポーン





ガチャッ





「美夏さん!大丈夫ですか?あれから何も連絡が無いから心配で来ちゃいました」


「・・・美月・・・」


「入りますよ?」




美月は私を押しのけて部屋の中に入って来るなり怒りだした。




「こんな事だと思いました!何やってるんですか?」


「・・・え?」


「お酒ばっかり飲んで!何ですかこの空き缶の数は!どうせご飯も食べてないんですよね?」


「・・・」


「はぁ・・・もう・・・お願いですから心配させないで下さい」


「・・・ごめん」


「はい!これ食べて下さい!急いで作ったんでたいしたものじゃないですけど」




美月は袋からお弁当やらお茶やらたくさんの食べ物を出してテーブルの上や下に転がってる空き缶を袋に詰めて椅子に座った。




「美夏さんはここ!」


「・・・うん」


「食べますよ?早く食べましょ?」


「・・・でも・・・お腹す」


「空いてなくても食べて貰います!食べるまで帰りませんから!」


「・・・」


「私の事が可愛そうだと思うのなら食べて下さい」


「・・・美月・・・」




そう言って美月はニコッと笑いお箸を袋から出して料理を掴んで私の口に入れた・・・




「・・・美味・・し・・・い・・・っ」


「泣くほど美味しいですか?」


「・・・ぅぅっ・・・うん」




美月の作った料理の暖かさに自然と涙が流れた・・・こんな暖かい料理食べたの何か月ぶりだろ・・・彼と別れてから今まで隠れながら生活してた私は何かを買ってホテルで食べる生活をしてたから尚更だ・・・だけどこんな暖かい料理を食べたのは生まれてきて初めてかもしれない・・・こんな私に暖かい料理を・・・そう思うと溢れ出てくる涙を止められずそのまま泣き崩れしまった・・・




美月は何も言わず背中を暖かい手で摩ってくれて・・・私が泣きやむまでただ黙ってそばに居てくれた・・・泣きやむと





「さぁご飯食べましょ?」


「うん・・・」




美月は何も聞かず何も言わずただ黙々と食べてた・・・だけど暖かかった・・・今まで生きてきた中で一番心に身体に染みた暖かい料理だった・・・こんな情けない姿・・・これからはもう見せないようにするから・・・今日だけ許して欲しい・・・ごめんね・・・美月・・・そしてありがとう・・・









続く・・・