二人でお風呂に浸かりながら彼女を後ろから抱きしめる・・・彼女のお腹はパンパンになってちょっと一瞬びっくりしたけど丸くなったお腹も可愛いって思っちゃう・・・僕がじーっと見てると恥ずかしそうに頬を染めて俯く彼女がまた僕を煽るんだ・・・
身体が冷えない様に肩にお湯をかけてるとその手をぎゅっと握られて僕の指に口付けして
「ジェジュン・・・ありがとうね」
「ん?」
「色々ありがとう」
「何?どうしたの?」
「1年前この手に腕を掴まれなかったら・・・この傷を見られてなかったら・・・今こうしてなかったんだろうな・・・って・・・」
優しさに満ち溢れた顔で僕の手にキスをする彼女が愛おしく堪らない・・・僕はぎゅっと彼女を抱きしめ肩に顎をのせてずっと思ってた事を話したんだ・・・
「・・・果穂・・・僕ね思うんだ」
「ん?」
「運命って信じる?」
「運命?」
「そう・・・僕と果穂が出逢ったのは運命なんだって・・・あの時果穂の傷を見なくてもきっとこうなってたよ?どこに居ても何をしてもどんな立場でも・・・きっと僕は果穂と出逢って恋をした・・・そう思うんだ」
「・・・」
「僕たちはきっと離れられない運命なんだ・・・誰に何をされても何を言われても絶対離れることは出来ない・・・誰も僕らを引き離す事も出来ないって・・・ずっとそう思ってた」
大きな目から涙がポタポタと僕の腕に落ちて・・・黙って何度も頷きながら今にも消えてしまいそうな声で
「うぅ・・・ありがと・・・ぐすっ」
「お礼を言うのは僕の方・・・果穂とだったらどんなに辛くてもどんなにしんどくても乗り越えていける・・・果穂が僕と一緒に居てくれるだけで僕は強くなれるから」
「ジェ・・・ジュ・・・ン・・・うぅ」
「だから果穂がこれからもし僕から離れようとしても離れたとしても必ず僕が見つけるよ・・・何度でも僕が見つける・・・だから諦めてね(笑)」
「ぅわーん」
子供みたいに泣く彼女を抱きしめながら肩にお湯をかけながら泣きやむのを待ってた・・・
「泣きやんだ?」
「・・・うん」
「そろそろでよっか?のぼせちゃう」
「うん」
僕らは寝室に移動してベッドの上で眠るまで話し続けた・・・普段分刻みのスケジュールをこなしている僕らは1日24時間があっという間に過ぎていく・・・だけど彼女と過ごす時間は何故かゆったりと過ぎて行くんだ・・・
次はいつ逢えるのかも分からない・・・ひょっとしたら次に逢える時はもう産まれてるのかも知れない・・・そう思うと眠くて意識が朦朧としても一緒に居れる時間を大切にしたい・・・そんな事を思ってても次第に意識が飛んで眠りにおちた・・・
続く・・・



