彼と別れてから2カ月・・・様々な国である事をしながら転々と旅してた・・・海外で過ごしてると1日が長い・・・時間に追われて仕事してた時と全く違う・・・旅先で知り合った人達からゆっくりとした時間を過ごす事を学んだ・・・海外の人は皆陽気で私を元気づけてくれた・・・
でもねホテルに帰り一人になるとどうしようもなく彼に逢いたくなる・・・寂しいよ・・・そんな時はネットで彼を見てた・・・何度も何度も画面で彼の顔をなぞっては涙する・・・いつからこんなに泣き虫になっちゃったんだろう・・・
私が失踪してから1カ月たった頃に美月に託してあった退職届を北海道から郵送してもらい退職届が受理された・・・海外を中心に捜してたのを今は日本を中心に捜してるようだ・・・ちょっとこれで動きやすくなるかも・・・でも慎重にしないとね・・・
「その後はどう?変わりない?」
「えぇ~ちょこちょこ呼び出されて色々聞かれてますよ」
「何聞かれたの?」
「何処にいるんだ?とか何か知ってるんじゃないか?とか」
「そう」
「社長たちも美夏さんを必死で捜してますよ・・・美夏さん・・・大丈夫ですか?」
「美月・・・ごめんね・・・私は大丈夫だけど・・・美月が心配・・・」
「私は大丈夫ですよ・・・普通に仕事してますから(笑)社長もまさか私と繋がってるとも思っていと・・・この前大輝に色々私の事聞いてたみたいですよ・・・」
「大輝にまで?」
「はい・・・だけど大輝は美夏さんとはただの上司と部下だと思ってますから・・・そのおかげで結果私の援護をしてくれてます」
「そう・・・大輝にも悪いね・・・」
「仕方のない事です・・・」
「あっちの準備は大丈夫?」
「はい着々と・・・だけど美夏さんには悪いですけど・・・社長も最低な人ですね・・・」
「だよね・・・あれが自分の親かと思うと嫌になるよ・・・」
「でもおかげで証拠が揃ってきてますよ」
「ありがとうね・・・それと果穂はどう?」
「果穂さんは元気です身体の方も順調ですよ」
「良かった・・・私の事は聞かれる?」
「最近は聞かれなくなりましたね・・・ひょっとしたらもう知ってるのかも・・・私からはその話はしないんで実際は分かりませんが・・・彼氏さんに聞いたんじゃないでしょうか・・・」
「・・・そっか・・・そうかもね・・・何もかも美月に任せてごめんね・・・」
「私は大丈夫です・・・美夏さんの方が心配です」
「ありがとう・・・あと少しだから頼むね」
「任せて下さい」
果穂心配だな・・・果穂が私の事を聞かないのはきっとジェジュンさんに聞いたんだね・・・昔の果穂なら美月に聞いてるはずだから・・・なんて聞かされてるのかは知らないけど・・・心配しないで・・・私は大丈夫だから・・・
あの日から2か月・・・韓国の活動も終わり日本での活動が始まる・・・明日から日本だ・・・
「ユノ・・・明日から日本でしょ?美夏さんとこ行く?」
「あぁ・・・一度マンション見に行こうと思ってる」
「居るかな?」
「たぶん・・・居ない・・・引っ越してるかもしれないしな」
「そうだよね・・・果穂んとこにも連絡きてないみたい・・・ずっと携帯は電源切ってるみたいって」
「だろうな・・・」
「明日は俺も一緒に行くから」
「え?いいよ一人で大丈夫」
「だってさ・・・もしあいつらとバッタリ逢っちゃったらヤバイじゃん・・・ユノ殴っちゃうでしょ?」
「・・・」
「だから俺も一緒に行くから・・・それに何かあった時は誰か居た方が良いじゃん」
「ジェジュン・・・ありがとな」
「いいよ・・・どうせ日本に行ったって俺も逢えないんだし」
「大変な時に悪いな・・・」
「ユノ・・・この前から謝ってばっかだよ・・・俺たち親友でしょ?家族でしょ?」
「あぁありがとう」
「うん・・・そっちのがいい・・・」
本当にジェジュンが居てくれて良かったと思う・・・この2カ月きちんと仕事出来たのはジェジュンのおかげだな・・・傍にいてずっと励ましてくれたから・・・ジェジュンと果穂さんの件で事務所が何かしてきたらその時は俺が力にならなきゃな・・・
続く・・・

