「ユノ~~ユ~ノ~」
「だあああああぁぁぁぁぁ~~~~~~~!!!」
「何?何?どしたのユノ?」
「・・・ジェジュン」
「ユノ・・・やっぱり何かあったんでしょ?」
「・・・」
「仕方ないな・・・」
ジェジュンが俺の肩を抱いて部屋の隅っこに追いやり小声で
「美夏さんと最近逢ってないらしいじゃん」
「お前なんでそれ?」
「果穂に聞いた。忙しくて逢ってないんだって・・・それにユチョンからも・・・ずっと宿舎に居るって」
「・・・」
「逢いに行く時間もない程忙しい?」
「俺は体調管理をちゃんとやってるんだよ・・・ジェジュンと違って同じマンションじゃないしな」
「それでも前は逢いに行ってたじゃん」
「・・・」
「なんで逢わないの?もう嫌いなの?」
「嫌いなわけないだろ・・・」
「じゃなんで?逢わなかったらダメになるじゃん・・・忙しいって理由になんないじゃん・・・」
「・・・」
「逢わなかったら他の男に奪われちゃうよ?・・・今までもそうだったじゃん?それでもいいの?」
「・・・」
「好きなんでしょ?なんで逢わないの?」
「・・・絶対誰にも言うなよ?」
「うん」
「果穂さんにも言うなよ?」
「うん」
「美夏は俺の事口では好きだというけど逢いたいとも言わないし求めてもこない・・・」
「へ?それが逢わない理由なの??」
「何だよ」
「ごめんそれで?」
「俺はさ女と付き合う時は結婚を考えて付き合うんだ・・・遊びでは絶対に付き合わない・・・そうじゃなきゃ守れないから」
「うん」
「だけど彼女は結婚なんて考えていような気がしてさ・・・結婚出来るかどうかなんて俺にも分からない・・・だけど付き合う時はある程度考えてから付き合う・・・」
「うん分かる・・・でもユノの事は好きでしょ?」
「たぶん・・・っていうか好きだと思う・・・だけどその先に結婚はない・・・」
「ん~なんでそう思うの?仕事の事?」
「そうじゃない・・・家族とか家の事を話そうとしない・・・っていうかほとんど聞いた事がない・・・」
「僕もないけど・・・」
「それは居ないからだろ?それにお墓行って紹介してもらったんだろ?」
「うん」
「俺は家族の話やメンバーやスタッフの話もする・・・それは知って貰いたいから・・・だけど俺が彼女の家族の事を聞いてもなんかはぐらかされるんだ・・・」
「・・・」
「で彼女が逢いたいって言うまで逢わないし抱いてっていうまで抱かないって決めたんだ・・・家族の事もちゃんと聞こうって思う・・・きっと何か言えない・・・言いたくない事があると思うんだ・・・」
「うん」
「本音で付き合いたいし・・・全てを受け止めたいから」
「だから逢わないの?」
「・・・間違ってるか?」
「間違ってるとか間違ってないとかじゃいけど・・・美夏さんの性格で言えるかなぁ~っと思って」
「そこなんだよ」
「だって果穂とは違うし・・・僕とユノも違うし・・・」
「でも俺が決めたから」
「それで別れる事になったとしてもユノは後悔しないの?」
「後悔しないって言ったら嘘になるけど・・・もやもやしたまま付き合うのは嫌なんだ」
「そっか」
「それなのに昼間から酒飲んで酔っ払って電話してくるか?」
「それって・・・酔わなきゃ言えなかったんじゃないの?」
「何を?」
「何かは知らないけど・・・美夏さんの性格じゃ酔わなきゃ言えないとか聞けないとかじゃないの?」
「・・・」
「果穂が言ってた事がある・・・美夏は素直じゃない・・・他人の事ばっかりで自分の事は全部後回しなんだって・・・絶対に人に甘えたり頼ったりしないんだって強がっちゃうんだって」
「・・・」
「だからお酒飲まなきゃ電話出来なかったんじゃないの?」
「・・・」
「終わったら電話してあげなよ?逢いに行った方が良いんだろうけど・・・ユノが決めてるなら電話でも良いからちゃんと話し聞いてあげなよ?」
「あぁ~そうする」
何かジェジュンに聞いてもらったら少しは心が楽になった・・・でも俺何も分かってないんじゃ・・・ジェジュンの方がよく分かってる・・・女心って難しいな・・・ひょっとして俺がバカなのか・・・
続く・・・




