こういった時に待つ時間はとても長く感じた。

一分でも早く電話が早くなって欲しいと気が焦った。

昼休みにもしかしたらと思っていたが、結局電話がなったのは、夕方5時頃だった。



電話が鳴りビクッとなった。

さんざん待った電話が鳴ったにも関わらず、電話に出る事には戸惑いがあった。


はい、、


担任の〇〇です。

はい、、


今、〇〇君の親御さんとご連絡がついてですね、どうもゲーム機の事は知らなかったみたいで、、、

ゲームソフトは子どもさんが言ってきたからと仰っていて、今日もう一度確認するそうです。

それで、〇〇(長男)君と話をしたところ、お母様が言っていた通り、紺色のゲーム機のようです。
〇〇(長男)君が言うには、同じゲーム機を持っていてですね、その日に5人でゲームをしていたみたいなんですけど、一人ゲーム機を持っていない子がいたみたいで、、、



はい。



それで、初めは〇〇(長男)君が交代に貸してたみたいなんですけど、結局帰る時に持っていない子に貸す為にゲーム機をとって、その子に渡したようで、、、
結局、借りた子は親から返しなさいと言われて、〇〇(長男)君に返したようなんですが、お母様に見つかって、友達には返せないから、公園の砂場に隠したそうです。



そうですか、、、



本人にも学校から注意はさせて貰っていますので、、、




わかりました。
ご迷惑おかけしてすいません。
ゲーム機はこちらで弁償して、相手の親御さんにも謝罪に行きますので、、
それから、ゲームソフトの方は、、、



それもですね、自宅で無くしたのかもしれないから、、と仰っていましたので、、



うちの子がゲーム機を盗った時に、入っていたのではないのでしょうか?



本人にも聞きましたが、入っていなかったと言っていましたので、、


そうですか、、




正直、我が子の言う事を信用したい気持ちはあるものの、信用する事が出来なかった。




嘘はついてはいけない。
小さい頃からずっと言い続けた言葉だ。
嘘をついても必ずバレる。
誰も見ていないと思っていても、誰かが見ている。
誰も見ていなくても、自分自身の中で嫌なこととしてずっと残り続けるものだから。




私が言い続けた言葉は、長男の中には残らなかったのだろうか。

それとも、私の言葉よりもずっと長男の中に影のようなものがあるのだろうか。


私は親として、あの子に何をどう伝えるべきなのか。


私は親として、、
やはりダメな親なんだろうと思った。


※6に続く