ピーターパンボーイは相変わらず夢の世界を楽しんでいた。



バイトの面接に行き働く事もあったが、最長三か月。
といっても、週5日の勤務で3日出勤出来れば御の字だった。

健康保険も年金も私の扶養ではなく義理の父の扶養に入り、携帯代も親が払っていた。

最短では一日で辞めた会社もある。

きついから。
確かこんな理由だった。

この頃にはもう義理の両親とも最低限の会話しかしていなかったと思う。

朝、顔を合わせてもお互いに無言だった。



この頃の私は少し給料も上がり、ボーナスもあった。
貯金も70万くらい貯まって、100万貯まったら家を出ようと思っていた。


そんなある日、義理の母から言われた。

そろそろ家にもお金を入れてもらいたいんだけど。
給料もだいぶ上がったでしょ?


〇〇が働かないのに?

だけど、子ども達の分くらいは貰わないとね。
三万でいいから。


ゾッとした。

旦那が働いていれば何も考えず生活費を入れただろうが、働かない息子には何も言わず今度は私に言ってくる気だろうと思った。



わかった。

貯金も出来たなら、そろそろあなた達だけで生活した方があの子の為にも良いと思うの。



〇〇が働いてないのに、生活出来る訳ない。



〇〇ちゃんが働いているし、あの子も自分達だけで生活するようになったら働かないといけないってわかるでしょう?



気味が悪くて何も言えなかった。

普通なら一理ある事だが、私には旦那を押し付けられるだけにしか思えなかった。


旦那と子ども達と生活?
私には無理だ。
絶対に無理だ。

どうにかしなくちゃ。

だけど、どうすればいい?

頭の中がぐちゃぐちゃになった。