目が覚めると六時前頃だったと思う。
あまりよく眠れなかった。
リビングへ行きソファへ座った。
数分もしないうちに義理の母がきた。
義理の母が座って言った。
妊娠してたらどうするの?
それは私が決める事じゃないから。
相手の子彼氏がいるんでしょう?
その人の子どもなんじゃないの?
可能性の事を言いたかったのか、息子がした事から目を背けたかったのかはわからない。
私は旦那の子どもと思う。
私は可能性というよりも女の感だ。
何でそう思うの?
義理の母の口調は強かった。
そんな気がするだけよ。
だけど、私の中では間違いないという気持ちしかなかったと思う。
旦那が起きてきて、リビングにいる私達を見て気まずそうにしていた。
旦那はそのまま洗面所へと向かった、そのまま私も立ち上がり、洗面所へ行った。
今日、検査薬買ってきて、明日会社に行くから。
うん。
私が部屋に戻ったあと、相手の女と連絡をとったのだろう。
旦那は何もかも知っているようだった。
午後になり、薬局へと向かった。
義理の母も心配だからと一緒にきた。
車を止めて、義理の母に第二子を預けて入った。
第二子のミルクやオムツ、お尻拭きなど必要な物を籠に入れた。
検査薬の前に行き、何種類かある中で一番高いやつを選んだ。
値段によって何が違うかはわかっていなかったが、高い方が結果がきちんと出るような気がする。
そう思った。
レジへ行き、買った商品を袋に詰めている店員さんが検査薬を小さな紙袋に入れていた。
そのまま一緒に袋に詰めようとしたが、
それは入れなくていいです
じゃあこちらは、、
ハイ。
咄嗟の事に少し驚いていたようだった。
すいません。
確かにあの時そう言った。
嫌悪感があったのか、自分の子どものものと一緒にされたくなかったんだろうと思う。
店を出て車へ戻った。
大丈夫?
大丈夫よ。
義理の母は申し訳なさそうにしていた。
〇〇ちゃん、何か美味しい物でも買って帰らない?
あー、でもあんまりまだ食欲もないから。
そう。
自宅近くのコンビニに車を止めた。
義理の母は私の好きそうなデザートをいくつか買ってきた。
帰って二人で食べようね。
うん。
私に対しての優しさだったのか、自分の息子に対しての申し訳なさなのかはわからない
だけど、私は気付いていた。
義理の母の顔がどんどん痩せていっている事に。
だからあの日、無理矢理にでも美味しいね。と言いながらケーキを口に入れたんだ。