朝方5時前くらいだったと思う。

義理の両親が帰ってきた。
旦那の部屋を開けて、

あいつはもうおかしい!と言っているのが聞こえた。

義理の父はそのまま着替えて会社に行き、母はリビングへ行く音が聞こえた。

私はリビングへ向かうと、

起きてたの?
車ひっくり返っていて、そのまま廃車になったから。

はっ⁈
どこで⁈

その道は家から車で5分の、長男が通う保育園のすぐ裏だった。

あの道、真っ直ぐで何もないところなのに⁈

義理の母は続けた

行ったら、電柱の手前のブロックが擦れてて、車はひっくり返ってて、道を塞いでいる状態だったし、〇〇はお酒飲んでて何言ってるのかもわからない状況で、周りの住人も出てきていたから、お父さんが私の車に押し込んで連れて帰ったの。

事故は私がやった事にして、警察も呼ばずにレッカーで持って行ってもらった。


私は何も言わずに聞いていた。
あいつは、自分がやった事を両親に押し付け、自分はそれでもバカ女のところへ行ったのかと。

私はそんな男を選び、そんな男の為にこんな思いをしなければならないのかと。

何もかも馬鹿らしくなった。

私、離婚しようと思う。
二人の子どもの為に、あの人はいらないから。

お義父さんとお義母さんには悪いけど。

義理の母は

そうだよね。
おとうさんとも話したら、二人を私達の養子にしたらいいんじゃないかって言われたの。
それは〇〇ちゃんが断ると思うよ。って言ったんだけど。

私を考えての事だったんだろうけど、私がそんな事させる訳がない。

無理です。

〇〇ちゃんはどうしたい?
出来るだけの事はしようと思ってる。

とりあえず、私が働くまではここにいたい。
けど、あの人とは一緒に暮らせない。

わかった。
ちょっとお父さんと話してみるから。

少し気持ちがほっとした。
とにかく私は自分達の生活を守らなくちゃ。
そう思っていた。