キッチンでミルクを作り部屋へと戻った
涙が止まらなくて軽い頭痛がしていたが、感情は麻痺しているような感覚だった
ミルクを飲み終えるとスヤスヤと眠る第二子を見ながら、この子は何の為に産まれてきたんだろうと考えた
せっかく産まれてきてくれたのに、こんな両親で申し訳なくて情けなくて、言葉に言い表せない感情だった
私は本当にダメな母親なんだと
旦那に対しても、浮気相手の女に対しての怒りや悲しみももちろんあったのだが、私はやっぱり子ども達と生活が出来なくなる不安が一番だったと思う。
実家に帰る事を両親は反対しないだろうが、お金も仕事もないこの状況で私はどうすればいいのか途方にくれる事が嫌だった。
その事を正直に誰かに言えれば楽だったのかもしれないが、私の性格上誰にも言えなかった。
今はすぐに離婚は出来ない。
生活の保証をどうにかしなくちゃと思った。
そんな事を考えているうちに、朝になった。
部屋のドアがガチャっと開き、そこには義理の母がいた。
夜中話してたでしょ?
何て?
浮気を認めて離婚したいって。
嫌いになった訳じゃないって。
たぶん女の事しか頭にないんよ。
私が言う。
義理の母はそういってドアを閉めた。