ファッションコーディネートであなたの美しさを表現する、
パーソナルスタイリストのchieです。


引き続き、パリ日記、第五話。
今日は最終話です。

🇫🇷以前の記事はこちらから🇫🇷

第一話 パリへの道

第二話 パリ日記①

第三話 パリ日記②

第四話 パリ日記③


第五話 パリ日記④

この日は写真がないので、
時々パリの思い出写真が入ります。


日本語で声をかけられて、

びっくりして顔を上げると、

日本人の男性だった。


私はすぐに理解できず、

キョトンとしていたら、

空港からリムジンバスで隣の席に乗った男性だった。私もなんとなく顔を覚えていた。


私はパリに来てから数日経っていて、

その間、誰とも日本語で話していなかったし、

ちょっと寂しくなっていたところだったから、

声をかけられて嬉しかった。


そして、近くの地元の人でいっぱいの、

私が1人で入れなかったタイプのカフェ入って、

お茶をすることにした。


〈セーヌ川をゆく船〉


聞くと、彼は(Mさん)は、

私より10歳くらい年上で、

パリに住んでいて、パリで通訳や翻訳、

観光ガイドの仕事をしながら、

パリ公認の観光ガイドの資格を取るための

勉強をしているとのことだった。


丁度その試験の直前で

試験勉強が佳境に入っているそうだ。


神戸出身で、

パリに来る前はどんな仕事をしていたのか、

今はどんな生活をしているのか、

など色々聞いたし、


私もしばらく働いたアパレルの会社を退職してきていること、

これからどんな仕事をしたいと思っているかなど、

いろんなことを話して楽しかった。


その後、

Mさんはまた勉強をするということだったし、

私は一人で街をブラブラしたかったので、

夜合流して、一緒に食事をすることにして別れた。


夜はひとりでは危険だと思っていたから、

いつも部屋で次の日のことを調べるか、

近くのスーパーに行くくらいしか

選択肢がなかったから、楽しみだった。


〈お気に入りのシックなオペラ座の天井〉

そして夕方、私のホテルの近くで合流して、

トラムに乗って出掛けた。

トラムに乗るのは初めてだった。


パリ中心部は、古い街並みが保存されていて、

その周りをぐるりと丸く囲むようにトラムが走っている。


トラムの外側は歴史のある美しい街並みと

がらっと雰囲気が変わって、

古い公営住宅があったり、

最近建てられたビルがあったり、

今日までのパリ観光では見ることのなかった、

郊外の寂れた街並みがあったりして、

新鮮だった。



〈オペラ座からのパリの街〉


一緒に出掛けたMさんは、

観光ガイドだし、

学生時代は建築の勉強をしていたそうで、

トラムの車窓から見える建物の話や

パリの街の話をしてくれて、

興味深くておもしろかった。



Mさんは、

普通のパリ旅行では行かないようなところを

考えてくれたんだと思う。


そして、パリの外れのアジア人街?に連れて行ってもらった。

アジアとかインド系の人が多かった。


私が旅先でスーパーを見るのが好きという話をしたら、

そこにあるスーパーに連れて行ってくれた。


ボンマルシェ食品館のおしゃれで贅沢な感じとは全然違って、

見たことのないアジアの食材がたくさん並んでいて、雑多で、すごく面白かった。

ここにアジア人の人の生活があるんだと実感できた。


〈パリ市内にあった市場〉


すれ違う人も、

いろんな国にルーツを持つと思われる、

アジア、インド系の人たちばかりだった。


7080年代に建てられたような、

少し寂れた高層公営住宅の下には、

アジアの食堂街があって、

ワクワクしながら探索した。


そこを出てから、

また少し街を散策して、

何料理か忘れてしまったけど、

アジア料理のお店に入った。


〈そのお店で食べたご飯〉


そこでは家族経営のお店で、

小学校低学年くらいの

かわいい女の子がお手伝いをしていた。

聞けば、お母さんは日本人だそうで、

日本にも何度か行ったことがあるそうだ。


私が東京から来たと言ったら、

憧れの場所らしく、

目を輝かせて、羨ましがっていた。

東京からきた私は、

まるでちょっとしたスターみたいで、

ちょっと面白かった。


東京に行ってみたいと言っていた。

私は、その夢が叶うといいなって思った。


〈お菓子屋さんのウィンドウ〉


食事をしてから、

最寄駅からバスに乗って、

またトラムの内側の歴史ある街並みの方に戻ってバスを降りた。


Mさんが連れて行ってくれたのは、

少し小高くなっている石畳道の脇に、

小さな建物が並ぶ、かわいい街並みの場所だった。


パリ中心部の大きなアスファルトの道と違って、

細い道は、全て石畳で、

その両脇に古めかしいこじんまりとした建物が並ぶ街だった。


そこには時々、素敵な飲食店があって、

その中では、お酒を飲みながら、

大人たちが楽しそうにおしゃべりをしていた。


お店からはオレンジ色の光が漏れて、

石畳を温かい色に照らしていた。

穏やかでとても美しい景色だった。


秋のパリの夜は、

コットンのニットにトレンチコート、

その上に薄手のストールをはおっても、

まだ寒さが染みてくるくらいで、

空気がすんでいた。


そのあと、バス停まで送ってもらって、

夜遅くにホテルに着いた。


私一人では、絶対に行くことがなかった場所。


そして、ほんとに偶然の再会で、

昨日までほとんど知らなかった人と語り合い、

一緒にパリの夜を楽しんだ。


わくわくする大冒険だった。


いろんなことが嬉しくて、

ホテルに着いてからも、

私の気持ちはうきうきしていた。


〈行きのリムジンバスから見た車窓の風景〉


そういえば以前占いで、

旅はあなたのラッキーアイテムと言われたことがある。


確かに、ソウルを一人旅した時は、

ホテルの場所がわからず、

ソウル駅の交番でお巡りさんに尋ねたら、

パトカーでホテルまで送ってくれた。


台北に行った時は、

行きたい小籠包のお店の場所がわからず、

尋ねた子供連れのお母さんが、

お店まで連れて行ってくれて、

カタコトの英語でお喋りしながら

一緒に食事をして、ご馳走してくれた。


いつも旅の出会いは特別で、

そこで交わすコミュニケーションは、

私をとても幸せな気持ちにしてくれる。


私は知らない世界を知るのが好きだし、

違う世界に生きていても、

同じものを持っていて、

わかり合うことができると、

自分の体験から知ることがとても嬉しいみたいだ。


だから、違う世界に生きる人と、

心を開いていろんな話をするのはとても楽しい。


パリでも、そんな素敵な思い出ができた。


〈アンティークショップのウィンドウ〉

帰国してしばらくしてから、

Mさんから、

観光ガイドの試験に合格したと連絡が来た。

合格することさ悲願だと聞いていたから、

私も嬉しく、Mさんにお祝いのメールを送った。


こうしてパリ日記を書いていたら、

その時の楽しさ、

わくわくやときめきが蘇ってきた。


まだまだ行きたいところ、食べたいもの、

歩きたい場所がたくさんある。


次回はアパルトマンの短期貸し出しを使って、

また自分の足で歩いて、

私だけの特別な場所を見つけて、

暮らすように旅してみたい。


大好きな街パリに、またきっと行こう。


〈完〉


最後まで読んでくださって、

ありがとうございました


プロフィール

https://ameblo.jp/chie377/entry-12615640915.html



オンラインクローゼット診断

9月は満席となりました。

10月分は9月下旬にに募集開始します


https://ameblo.jp/chie377/entry-12617408706.html



Facebook 更新してます

https://www.facebook.com/chie.kam.1



instagram 日々のコーディネート

https://www.instagram.com/chie3303/



パーソナルスタイリスト chie