ここ最近よく耳にする『ギャンブル依存症』


もう15年程前になりますが、心理カウンセリングや心理学を勉強しに行った学院のカリキュラムで『依存症』と『共依存』について学びました。


当時は学院の教科書に載っている症状や問題行動の全てが自分に当てはまると思うくらい心のバランスが崩れていたので、学びを深めていくにつれて自分にもその傾向があると感じていたのを覚えてます真顔


『依存症』と『共依存』の違いは、


恋愛・買い物・ギャンブル・薬物・アルコール・仕事など、物と行為に依存するのが依存症。


人間関係に依存するのが共依存。


となります。


依存症や共依存は言わば海面から浮かんで見えている氷山の一角の部分であって、氷山も沈んで見えていない部分の方が大きいのと同じく、依存や共依存の症状が出た人の心理も根深いものが潜んでいます悲しい


もちろんこれから書く事は全ての人に当てはまるものではないのですが、当時学んだ事として紹介します。


依存症の人の傾向としては、親などの身近な存在からネグレクトや虐待など適切な愛情を受けられなかった為、自分の価値や自分を大切にするという観念を持たずに育った結果、無意識に破滅的だったり自虐的な人生を歩んでしまいます。


共依存の人の傾向は親などの身近な存在からテストで良い成績をとったらご褒美を貰えるなど、条件付きの愛情を受けて育った人が、自分で自分の価値判断が出来ない為に、他者の評価が自分の価値だと思い込み、他者の顔色を伺い、自分をないがしろにしてでも人にのめり込んだり尽くしてしまいます。(ストーカー行為も共依存だと思います)


自分でも辞めたいとかいけない事とわかっていても無意識のレベルでそれを求めてしまい、繰り返す事も多いので、断ち切るには相当な覚悟と専門家の支援が必要です💧


依存傾向のある人と共依存傾向のある人はくっつきやすく、その関係を共依存関係といいます。

この世に自分と相手しかいないと思うくらいのベッタリな関係となりますが、次第に泥沼化する関係と言われています。


ちなみに私は共依存傾向のある人に気に入られたり、執着されたりで、最終的にはその人達の思い通りにならない私のつれない態度に恨みを持たれ、嫌がらせされたり、足を引っ張られる事の多い人生です悲しい


自分でもわかっていますが、私は両方の傾向を持っていて、比率的には依存傾向が強いから共依存傾向のある人が寄ってくるのだと思います💧

もちろん幼少期の家庭環境にも身に覚えがあり、両親が共依存関係でしたし、私も姉も叩かれてましたし、言葉の暴力、食事を与えてもらえないネグレクト、そして条件付きの愛情も受けていました💧


共依存は誰かを思い通りにコントロールしたい人が多いです。

なので親子関係で共依存関係となるケースもあります。


私も学んでからは、何事も程々だったり、1人や1つのものにハマるのは避けて複数の人間関係や趣味などを作った方が心身の健康に繋がるだろうと思い実践しています。



ちょっと重たいお話だったので、本日のウォーキングで撮影した桜🌸の花びらの絨毯を添えて…。