私は20歳の会社の健康診断の時に境界型と言われ、29歳で糖尿病と診断されました。


息子を妊娠した時は『糖尿病合併妊娠』という病名がつき、それまで薬を服用していたのですが、妊娠を機にインシュリン注射💉に変わりました。


最初はもちろん嫌でした。

しかし、両親共に糖尿病だったのと、幼少の頃から朝ご飯を与えてもらえず1日2食でいつも空腹だったのも影響して、自分でお金を稼げるようにになってからは元々食べることが好きなので暴食しまくり、なるべくしてなったのかも知れません💧


結婚してからは夫が転勤族だった為、引っ越しの度に病院が変わり、主治医が代わると指導も変わり、ちょうど二人目が欲しかった時に不幸にも子供は絶対作ってはダメと言う医者にあたってしまい、セカンドオピニオンすれば良かったと今となっては思うのですが、泣く泣くその医者の言う事を聞き、息子は一人っ子となりました。


その後今も診て下さっている主治医と出会い、かつての医者に子供は作ってはダメと言われた経緯を話すと、

「そんな事無いよ〜。しっかりと血糖値をコントロールすれば良いのだから子供を作っても大丈夫だよ。」

と言って下さったのですが…。

時すでに遅しでした悲しい


インシュリンを打つようになってから今年で24年になります。

もうベテランの域でしょうか…今は自分で大雑把な食事のカロリーを頭の中で計算し、それに応じてインシュリンの量を決めて打っています。

なので、外食やビュッフェに行く時は普段よりもカロリーを大量に摂取するので、その分多く打ってコントロールしています。


大体はそのやり方でうまくいってるのですが、ごくたまに低血糖を起こすことがあります。


低血糖は人によって症状が違うと思いますが、私の場合は深夜寝ている時に起こる事が多く、身体のすくみから始まります。

いつも凄いなぁ〜と思うのは寝ていても低血糖を起こすと脳が察知して自分を目覚めさせてくれるのです。


目が覚めた途端、身体がすくんでいるので、初期の頃は立つ事も出来ず、四つん這いになって血糖値を上げる為の甘いものを取りに行ったりしてました。

今はベテランさんなので、枕元にブドウ糖やラムネ、ジューシーなどを置いて、すぐに口に含めるようにしています。


昨日から今日にかけて膵臓の調子が良かったのか、ウォーキング時と深夜に低血糖が起こってしまいました。

もちろん食べる前や寝る前に血糖値を測定した上でインシュリンを打ってるのですが、血糖値が下がりやすい体調だったのでしょう。


いつも食後の比較的血糖値が高い状態で行くので、ウォーキング中に低血糖になった事は無かったので油断してました💧

飴などの甘いものも持っておらず、あまり土地勘のない住宅街を歩いていたのでお店も見つからず…身体のすくみと汗が滝のように流れ出てきて、心の中では「頼む。耐えてくれ〜」と焦りつつも気をしっかり持って土地勘のある場所まで戻り、カフェに入って1番甘そうなホットココアをほぼ一気飲みしました💦


ゆっくり味わいたかったけど、次第に身体が楽になり、本当に助かりました泣き笑い

今日はまずかったなぁ…なんて思いながら寝る前も慎重にインシュリンを打って💉気をつけたつもりだったのに…。
ハッと目が覚めて、身体のすくみが昼間の低血糖どころじゃないくらいの危険を察知。

このままだともっと下がりそうな感じと眠気で意識が朦朧としてきたので、ジワジワと効いてくるブドウ糖では間に合わないと思い、冷蔵庫に忍ばせていたチョコと江の島で買っていた一口羊羹を一気食い(こちらも味わいたかったけどそれどころじゃない)しながら血糖値を測ったら「50」でした不安

私の場合は大体「80」を切るとすくみが出てきますが、「50」は危なすぎる💦


血糖値は高くても低くても血管を傷つけるそうなので、ちょうど良い範囲でコントロールしなければなりませんが、これがなかなか難しい。


ベテランだからといって過信してはいけないと痛感しました💧