☆2011・11・29 山梨日日新聞 SADS 下編①☆
ときめきゾーン 芸能
ロックバンド SADS 流れる山梨の『血』 ☆ 下編
凱旋ライブに特別な一曲
ボーカル・清春率いる4人組ロックバンド『SADS』
の山梨ライブツアーは急きょブッキングされた。
10月20日、甲府のライブハウス『コンビクション』。
メンバー4人のうち2人に山梨の『血』が流れてる
バンドがステージに現れた。
父親が櫛形町出身のギターK-A-Zがかき鳴らす
『スピン音』と共にハードなナンバー『WASTED』で
幕は切って落とされた。
甲斐市出身のクボタケイスケの頼もしい重厚なベースサウンドが
K-A-Zのスピン音、ドラムス・GOの連続アタック、清春の妖艶な
ボイスと絡みあっていく・・・。
ベース、ギター、ドラムが生み出す重低音の深海に
清春のビームのような高音が差し込む瞬間。
4人は闇夜を切り裂くような展開、悲鳴にも近い歓声が
沸き起こる。GOとK-A-Zの丸太のようなたくましい腕から
放たれる音は、音響設備などではなく体から作り出された
産物だと感じさせる。K-A-Zが楽器を『赤子の手をひねるように』
扱うスタイルも印象的だ。
K-A-Zは自身が奏でるギターサウンドについてこう語っている。
『音は本人からしか生まれない。何か(音響機器)に頼るんじゃなくて
常に自分の体から音を出すんだという意識を強く持っている』
MCクボタケイスケ
この日のMC担当はクボタ。
山梨の人は今日どのくらい来ていますかと語りかけると
クボタの地元『しきしま~』とオーディエンスから返答が。
『一緒ですね。じゃあ『敷島魂』で行きましょう』とコメント
した後『やまなし!やまなし!・・・やまなし!』と気合の
入った掛け声を発したのだがクボタ流の『間』に、笑い声が。
清春がクボタのMCを振り返る。(頬を緩ませながら)
『クボタ君にやってもらったんですけど彼には“独特な間”
が生まれるんです。あれは山梨県民の“間”ですか?』
さらに『クボタ君は(演奏中に)ジャンプをしている時は
弾いてないです』とジョークも。
そのクボタ、ベースのソロ演奏を披露。
こんな音がベースにあるんだと、ゆがんだサウンドを
会場に立ちこめさせながら生命の誕生を想像させるような
『胎動』のリズムを刻んでいく。
MCで笑っていた観客が一変、耳を澄ませる・・・。
長い黒髪の揺れとビートが重なり髪のつややかさは
音の滑らかさと符号した。
下編②へつづく。。。
☆2011・11・28 山梨日日新聞 SADS 上編②☆
地元を意識 幼少の記憶も
櫛形中学校近くの川
甲斐市出身のクボタにとって、ギタリスト・K-A-Zは
メンバーとして以外に親近感を覚える部分がある。
K-A-Zの父親が旧櫛形町(現南アルプス市)出身で
同じ山梨の『血』が流れているのだ。
『おやじは櫛形の小笠原の生まれなんです。
小さい頃から夏休みと冬休みには山梨に頻繁に
遊びに来ていました』と振り返るK-A-Z。
父親が亡くなってからは足を運ぶ機会が少なくなったが
幼い頃の記憶はいまだ鮮明だという。
『櫛形中学校の近くに川があってね、その辺でよく
遊んでましたよ。カブトムシも捕ったなあ。
あとね、当時、小笠原に“いちやまマート”があって
よく出掛けたんです。櫛形は本当によく覚えてますよ』。
メンバー4人中、2人に流れている山梨の『血』。
『SADS』には山梨の『血』が50%通っているといえる。
これを踏まえ、清春も続ける。
『実は僕も、山梨にはちょっと縁が・・・。次女が山梨の
病院で生まれたんです。上の子を担当してくれた先生が
山梨の方で、そのつながりで次女は山梨で誕生しました』
そう明かした清春率いる『SADS』の甲府ライブは、信頼を
寄せるクボタの地元・山梨を意識したスペシャルな内容と
なるのだった・・・。
下編へつづく。。。
☆2011・11・28 山梨日日新聞 SADS 上編①☆
ときめきゾーン 芸能
ロックバンド SADS 流れる山梨の『血』 ☆ 上編
人気バンド『黒夢』のカリスマボーカルとして知られる清春が率いる
もう一つの4人組ロックバンド『SADS(サッズ)』。
このほど甲府のライブハウス『コンビクション』でツアーセミファイナルを
迎えた。ベースを担当するのは甲斐市出身のクボタケイスケ。
クボタいわく、清春同様、ドラムGOとギターのK-A-Zもまたロック界に
名をとどろかせる『偉大なミュージシャン』。『SADS』にはクボタを含め
山梨の『血』が50%、流れてるという。そのツールと、その『血』が躍動
したライブを追った。
ベース+ギター=50%
甲府での“凱旋ライブ”当日の朝、クボタはこう語っている
『今日は最強の3人と最高のロックを届けます。』
K-A-ZやGOがサポートメンバーと参加する『黒夢』に対し
ベーシストだけクボタに変わったカタチが『SADS』。
清春にとって『SADS』とはいかなる存在なのか。
低音に切り込む高音
『チャレンジかな』。シャウトやファルセット(裏声)を巧みに
操るライブの時と同じ、清春の『いい声』で答えが返ってくる。
『(キャリアを重ねてきた)K-A-Z君やGO君にとっても今までに
やった事のないヘビーサウンドにチャレンジするバンド。』
昨年からメンバー入りしたクボタの方へ目線を向けながら
、『彼にとっても(今までにやってきた音楽と違って)やりな
れない部分はあると思う。SADSっていうチームが放つ音の
中でどうやってベースを鳴らしていくかチャレンジしているはず』。
クボタ、K-A-Z、GOが奏でる重低音の『大海原』を清春が
発する高音の『ジェット機』が低空飛行して海面を瞬間的に
裂いていくような、低音に切り込んでいく高音の妙ー。
『そういう音を出しているのがオレたち。清春さんがいて
音に冴が生まれている』とGOが言葉を添える。
そんな『SADS』の中にあってクボタの存在とは。
清春やGO、K-A-Zが思いを重ねていく。
『フツーのバンドでやれば確実に“うまい”って
いわれると思う。でも、K-A-ZやGOとやるとなると
、もっとやれるはずだとオレも期待して、さらに上を
望みますよね』(清春)。
『バンドと共に上がっている存在。のみ込み早いし、
柔軟だよね』(GO)。
『あえて違うユニゾンで音を当てたりといった“音の厚み”
を作れるヤツです。』(K-A-Z)。
クボタが言う一人一人が空母のような存在と位置
付ける『SADS』メンバーたちの胸の内が垣間見えた。
②へつづく。。。



