冬になると、

「スキンケアをしても乾燥が止まらない…」

「乾燥小じわが急に気になる…」

そんな声をよくいただきます。

実はこれ、

スキンケアの問題というよりお肌を整えるための材料が不足しているサインかもしれません

今日は、

艶をつくる材料と、

うるおいを保つ材料の2つに分けて

わかりやすく解説していきます

艶（ハリ）をつくるのはコラーゲンの材料

肌の“面”（つやっと光る表面）をつくるのは、

真皮にあるコラーゲンというタンパク質。

でもコラーゲンは、不足している栄養がひとつでもあるとうまく作れません。

✔ コラーゲン生成に必要なのはこの3つ

① タンパク質（アミノ酸）

コラーゲンそのものの材料。

不足すると、肌のハリが弱く感じやすい。

② ビタミンC

アミノ酸同士をつなぎ合わせる接着剤のような役割をしてくれます。

不足すると、コラーゲンの量だけではなく“質”も低下してしまいます。

③ 鉄

酸素を届けて細胞を動かす裏方。

鉄が不足すると、そもそもコラーゲン生産のエンジンがかかりにくくなる。

3つが揃うと、何が変わる？

お肌の面がなめらかになり、

光をキャッチしやすいツヤが生まれます。

「スキンケアでは出ない艶」が現れやすくなります。

肌をうるおすのは“粘膜＋細胞膜”の材料

肌のしっとり感を支えているのは、

外側ではなく内側の材料。

冬の乾燥は、

粘膜や細胞膜の材料が不足しやすくなることで

悪化しやすくなります。

✔ 肌のうるおいを守る3つの栄養

① ビタミンA

粘膜をうるおす主役。

肌、喉、目の乾燥にも深く関わる。

② 亜鉛

ビタミンAの働きを引き出す“相棒”。

どちらかが欠けると乾燥ケアの効果が出にくい。

③ オメガ3（EPA/DHA）

細胞膜のしなやかさ＝水分保持力そのもの。

不足すると、

・粉ふき

・赤み

・カサつき

が出やすくなります。

3つが揃うと、何が変わる？

・粉ふき

・乾燥小じわ

・かゆみ

・夕方のごわつき

が落ち着きやすくなります。

内側から“しっとり”できる状態が整ってくるからです。

まとめ：

艶も、うるおいも“材料”で育つ

艶＝コラーゲンの材料（タンパク質・ビタミンC・鉄）

うるおい＝粘膜＋細胞膜の材料（ビタミンA・亜鉛・オメガ3）

スキンケアはもちろん大事だけど、それと同じくらい、肌の材料補給（＝栄養）が欠かせません。

「スキンケアしても追いつかない」と感じたら、

まずは材料のほうを整えてみて

詳しい栄養のとり方・おすすめの食材・具体的な量については、こちらの関連記事でまとめています

『心強い味方！ビタミンAを攻略せよ』ビタミンA足りてますか？今日は日常を快適に暮らすのに欠かせない栄養素・ビタミンAについてビタミンAの種類は、それがどこにあるかで分類されて動物の中にあるビタミ…

ameblo.jp

『歯茎の腫れは亜鉛で』ストレスや疲れは身体の症状としてどこで感じることが多いですか？私は歯茎の腫れです赤ちゃんがどんなに可愛くてもそのお世話は身体への負担が必須大人とは全く違う赤ち…

ameblo.jp

『とにもかくにもビタミンC』今、自室に避難してこれを書いているぜというのもなんと旦那がインフルエンザA型になりまして部署内でどうやらクラスターが発生し、漏れなくもらってきたという生後1ヶ…

ameblo.jp

栄養deメイクvol.2 艶肌の材料