昨日仙台に着いて、チャリティーでの義援金を渡すという一番の目的を果たした後・・・
もはや何の跡地かわからない建物。
一見野原のように見えるこの場所は、一面住宅街だったそうです。
全て流され、無残にも家の枠組みだけが残されています。
写真は取り逃しましたが、この一角のとある家の跡地に、シャム猫のような飼い猫が寒い中じっとうずくまっていました。
飼い主を未だに待っていたのでしょうか。
現地の人に聞いた、特に胸をしめつけられたお話は・・・。
当時ニュースでも見た、石巻市の大川小学校のお話です。
地震の後、校庭に生徒を集めた学校側の対応遅れ・判断ミスで、生徒の七割以上が津波で亡くなったとされています。
そこでお子さんを一瞬にして失った30代のお母さん・・・政府の遅い対応が待てず、自分で重機のオペレーターの資格を取って校庭を掘り起こし、行方不明のお子さんを探されていたというお話。
その他、福島原発の恐怖や、色々と自分だったらどうしただろうか?と考えさせられるような実体験を聞き。
私達は今恵まれているかもしれないけど、絶対に平和ボケしてはだめだ。
もっと世の中の為に出来る事をやっていかないと、そして人生をしっかり生きていかないと
という想いにさせられました。
当時ボランティアで行ったわけでもないのに。
こんな風に、今もう大分片付いた場所を周ってもどうにもならないのは分かっています。
しかし、より間近に感じ、色々考えさせられた事で、これからの自分が出来る事がもっとあると思っています。
その日。
人がいなくなった住宅街の近くにいた鳥たちが、嵐の後の妙な落ち着きを表しているようでした。
続く。




