「なぜ人は怒るのか?」
(あゆかさんの心理学講座:2012年5月の2日間、2013年2月の5日間でインプットされた知識を総動員して解説しますっ!)
解答:自分の潜在意識に怒りを抑圧しているため。
(あぁっ、ザックリまとめすぎ!笑)
もうちょっと真面目に書くと…
まずは「意識」と「潜在意識」がある、という所から。
私たちが「意識」出来ている「顕在意識」は、たかだか数%と言われています。
自分でも意識出来ていない「潜在意識」が、90%以上。
(ああ…なんつーか、ほとんど片目をつぶって生きているようなもんですわね…)
ふつーの人には、潜在意識に埋まっている、自分でも気づけていない「自分の感情」というのが、あります。
ちなみに、ここに埋まっている(抑圧されたままになっている)感情は、「ネガティブ」な感情が多いです。
「怒り」も、抑圧されがちです。
なんで「怒り」は抑圧されてしまうのか?
⇒感じたくないからです。
怒りを感じるのは、誰だって心地よくないです。
だから無意識に抑圧しちゃうんですね。
「怒りも、悲しみも、恐怖も、【感情】ですね。
感情も一種のエネルギーですから。
ただ「感じて」いれば、いずれ流れていく…
波のようなものですから。
飲み込まれそうなネガティブな感情がわいてきたとしても、
怖くないんです。
ただ味わって感じていれば、いずれ解放されてなくなります。
大丈夫ですよ。
BY溝口あゆかさん」
とか?
そんな真理、親も、学校の先生も、だいたい教えてくれません。
で。
幼少期とか小学生の頃とかに、【怒り】を感じる出来事があったとします。
で、その【怒り】を解放するやり方を知らなかった場合、
(※勿論、ほとんど全ての子供がそんな術を知らないわけですが…)
「抑圧」するしかないので、「抑圧」されるわけです。
ほぼ全員がこの「抑圧」をやってます。
抑圧すると、数日すると、意識上からは消えたりして
なかった事になった……か、のように見えます。が!
実は、目に見えない場所に隠しただけで、
潜在意識の中に存在はしてるんです。
(※友達に聞いてもらった場合なども、
その友達がよっぽど優秀なセラピストやカウンセラーでもない限り、単に気を紛らわせて終わるだけです)
【意識上】から、【潜在意識】の中へと、抑圧されただけなんです。
(怒りや不安や恐怖を感じるのは苦痛だし、嫌なので、無意識に抑圧してしまうんです)
感情の解放をしない限り、どんどん溜まっていくんです。
「怒り」「怒り」「怒り」怒り……
吐き出せる場所がないと、怒り、不幸感がたまっていくんです。
(例えば、厳しい親に育てられた子供とか。
子どもというのは どうしても親が好きですから、イヤでもガンバっちゃうんですね。)
このように、怒りがたまっていくと、
今度は、自分の問題を相手のせいにするんです。
自分がこんなに苦しいのは親のせい…
周りの人のせい…
社会のせい…
そうやって「相手が悪い」って事にしないと、自分が苦しいからです。
相手のせいにする事を「投影」と言います。
そして、相手のせいにしたらどうなるか?
相手が悪いと思ってる状態ですから、
今度は、相手を「攻撃」するんです。
でも、相手のせいにした所までは良いけれど、
それでは問題は解決していないので、苦しいままなんです……。
⇒⇒というわけで、感情の解放をしないと、抑圧された怒りってそのまんま溜まってるんだよー、
っていう話でした。
ちなみに……。
私自身の「怒りポイント」を一つ白状しますと…
「怠けている(かのように、私から見たら見える)人」
に、怒りを感じます。
(多分「怠ける私」を抑圧しまくって生きてきたから。)
もう何年も前ですが
ものすごくストレスを抱えて、それでも我慢して働いていた時期があったのですが
その頃の私は、内心で他人をめちゃくちゃ攻撃していました。
「あの程度の事で仕事を休むとか、甘えてるんじゃない?」
「責任感がないよね!!」
とかね?
そんな風に、他人を見ては、内心でムカついていた時期がありますた…ハハハ。
(※「甘えたい私」も「休みたい私」も、抑圧しまくって生きてきたから。)
そんな時、他人を攻撃しているかのように見えますが、同時に、
自分の中に抑圧されている
「頑張りたくない私」
「甘えたい私」
「休みたい私」の事も、無意識に攻撃しているのと同じ事なんです。
だから、「怒り」を感じた時、他人を攻撃しても、ゼンゼンラクにならないのです。
OK?
ふう。長くなった…