今日は、劇団スパイスガーデンのメンバー
和田成正さんが新宿で
松尾英太郎さんが中目黒で
それぞれ千秋楽でした。
和田さんの「ワールズエンド・フライバイユー」
とある電車事故で精神的後遺症をおった男子が、オンラインゲームを利用したセラピーを受けてる、ちゅー所から始まります。
オンラインゲームの中で電車事故で死んだ恋人に会い、彼女を探して行くうちに、世界がおかしい事に気づく。
和田さんは男子とその恋人の友人。
男子がおかしいと思ってる理由を、彼に伝える役です。
実は、死んだのは男子の方で、彼女の方が生き残って後遺症に苦しんで、自殺未遂を繰り返している。
和田さん演じる友人も、2人が事故にあったのは自分のせいだと苦しんで、自殺をしてしまった。
つまり、男子2人はすでに亡くなっている人だとゆー。
他のゲームに参加している人達も、同じ電車事故で亡くなってる。
和田さんの役は、明るくお調子者の関西男子。
なんとなく立ち位置とか佇まいとか、他の出演者とは異質な感じがしましたが、まさかまさか、最後にそんなタネ明かしするだなんて!
(>_<)
初日は、亡くなってるのは誰?とか、リアルとバーチャルの境目がどこ?とか、ストーリーの仕掛けを追いまくってしまいましたが、今日は泣けました。斜め前の50代くらいの男性なんか、眼鏡外して泣いてたよ。
実は、とある電車事故とは、福知山線のあの事故の事だったのです。
亡くなった人の無念、残った人の傷を思うと胸が痛みますね。
たぶん、今でも現実に、苦しんでる方がいらっしゃるだろうな。
亡くなった方達、残された方達に、心の平安あれと祈らずにはいられません。
終演後はいつもの顔ぶれと和田さんを囲んでお話。
役作りもしんどかったとか。
演じた役の彼も、最後には成仏されたので、ぱぁ~っと切り替えて、ゆっくりお休みして欲しいです。
それから、中目黒の「コチャラカ誕生」へゴー!
こっちは、コメディなんで、ヘラヘラヘラヘラ、始終ヘラヘラ。
終演後も、また、馴染みの顔ぶれと松尾さんを囲んでお話。
来年の番外公演とか、その他にもいっぱいあるよ~っと、お話が出てワクワク。
そんなこんなで、幸せな1日でした。
o(^▽^)o