グラディエーター・皇帝バージョン・劇団三年物語 | 世界の果てで、ぽよぽよに

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日々の暮らしをなんとなく

父皇帝の意向で、仲良しの双子の王子は、兄は近衛師団長に殺害され(実は生きていた)、弟は次期皇帝として育てられました~、とゆーお話し。
幼い弟王子は、次期皇帝の重圧に耐えておりました。兄ならもっと剣術はうまい、兄ならもっとうまい采配をする、兄なら…。
ええい、ならば、お兄ちゃんになっちゃえ!弟のボクは死んで、ここにいるのは兄だ!

しかし、成人しても、兄のほうが優秀なのでは?という思いはつきまとう。
エキゾチックな、それはそれはエキゾチックな嫁をもらっても「本来なら兄の嫁のはず」と愛せないのでありました。
どんだけ、トラウマ深いんだ(^_^;)
ってかアタイ、弟王子が側近のサオテルスに「なぜ奥様を愛せないんですか?」って聞かれたときに「実は、男のほうが好きなんだ!」って言うのを期待した…。
だって、腐女子だもん(*^-^)b

そんなトラウマがあり~な上に、親族の裏切りで未遂に終わったけど、暗殺にあい、暗殺の首謀者が頼りにしてた姉と聞かされ、泣く泣くローマから追放。
親族が裏切ったのは、嫁の親族が多くの政治の役職についてたからであり、それを采配したのは、幼い頃から信頼してきた側近のサオテルスであり、嫁と不倫?してたとか。
信頼してた軍師ペレンニスからも暗殺者を送りこまれ。(これはペレンニスの部下がペレンニスにとって代わろうとした為ペレンニスが落とし入れられた)
沢山裏切りにあって、「敵は人ではなく欲望だ。欲は兄にも勝てない。勝てるとしたら、神だけだ」と絶望。
しかし、「だったら、俺が神様になっちゃえ!」って訳で、ヘラクレスを崇め「俺様が神様!」とゆー境地にたどり着いたのでした!

ここまでの話、すげー暗いし、息詰まるし、あんまし「笑い」ってなかったなぁ。
皇帝がイカレてからは、なんだか楽しくなりました。
たぶん、アタイがイカレた人が好きだからでしょう。
ついつい、笑いを求めてしまいまうアタイですが、シリアスな中にコロッ、コロッ、と笑いが入って、それがクセになるのが、三年物語のヤバい所のような気がさますo(^-^)o

イカレた皇帝は、自らコロッセオの戦いに出場。剣士として出場してた兄と戦い、兄に「市民が求めてるのは、兄のオレでも、神でもない、お前自身だ」と言われ、本来の賢い弟王子として皇帝となるのでした。
でも、結局、暗殺されちゃうんですけどね(^_^;)
ま、皇帝も大変なんだよね。
奴隷も大変だったけど。

どんな人生も、大変だよ。その人にしかわからん大変さがあるからさ、他人を「甘い」とか言っちゃいけんね。自分のことも「まだまだ甘い!」とか必要以上に追い詰めちゃいけんね。
(^_^;)