仕事終わってから、新宿文化センターまで、行ってきました~。
舞台には、新春らしく、しめ縄が!
まず、大蔵流の茂山千三郎さんが出てきて
軽くトーク。
次に、和泉流の野村萬斎が出てきて2人で
お話。
大蔵流と和泉流の立ち姿勢の違いとか、
歩き方の違いとか、ちょっとレクチャー。
次に、お2人で、新春用の舞(?)を披露してくださいました。
「事前に相手の舞をみたりしてないので、真ん中でぶつかっちゃうかもしれません」
と言ってはじまったのですが。
同じものですが、大蔵流と和泉流の違いがはっきり出ているのに、
なんかアンサンブル?って感じで。
大蔵流は舞台に向かって左に回ることが多く、動きも大きい?
和泉流は、右周りが多く、繊細な感じ?
でも、最後はぴったり合っていた!
舞が終わってから野村さんが「なんだ、最後は同じなんだ、って笑いそうに
なっちゃいました。」っておっしゃってましたが。
たいして、打ち合わせも、ましてや稽古もしてないのに
なんか、すげー!はじめからこんな風に作られていたものみたい!
茂山さんがお着替えのために一旦舞台を下がり、野村さんが
今日の演目のレクチャーをしてくれました。
茂山さんの所は「縄綯(なわない)」
野村さん所は「千切木(せんぎりき)」
出るかな?と思ってた「茂山千作さん」がお出ましになって、感激でした。
1919年生まれ。人間国宝やで!
さすがに立ち座りは、介添えが要るようでしたが(狂言は、演者が一度舞台
に出ると、ハケるということはしないのです。出番がない間は、舞台の後方
や隅で正座して次の出番を待つので)声は、しっかり通ってました。それに
表情の豊かさは、とっても素敵!
お元気なうちに、またおめにかかりたいです。
野村さん所のも面白かったです。
なんか、毒気の無いとゆうか、毒気も抜かれる笑いって感じ?
帰りに、久々にお花が買いたくなってしまったもん。
能や狂言は、奉納されるものでもあるので、
日ごろより、腐的生活を送っていたワタクシメは、
お祓いになったのかもしれません。
ありがたや
ありがたや・・・・・・・。

