先日観た映画「トレインスポッティング」の感想。


ヘロイン中毒に陥った若者たちの生態を、斬新な映像感覚で生々しく描いたドラマ。監督はテレビの演出を経てデビュー作「シャロウ・グレイヴ」をヒット作に押し上げたダニー・ボイルで、監督第2作の本作はカンヌ国際映画祭で話題を集め、またアメリカでもヒットを記録。原作はイギリスでカルト的人気を誇るアーヴィング・ウェルシュの同名小説。製作はアンドリュー・マクドナルド(「赤い靴」「黒水仙」の監督エメリック・プレスバーガーの孫)。主演は「シャロウ・グレイヴ」に続き起用された新進ユアン・マクレガー。共演は「リフ・ラフ」「司祭」のロバート・カーライルほか。また原作者のアーヴィング・ウェルシュも小さな役で顔を出している。

1990年代を代表する傑作。斬新な映像センスと音楽。何が凄いってスコットランドの片田舎の悲惨でどうしようもないヘロイン中毒のダメ人間のおバカさんたちをここまでユニークに面白くしてしまったことだと思います。重度の薬物中毒を扱っていながら、それを咎めるような作りになっていないところが良い。スコットランドの風景や、文化、風俗も新鮮で、泥臭いラストも素敵でした。

オープニングの3分にこの映画の全てが凝縮されていると思いました。あの走りだしたくなるような爽快さ。ただの青春群像グラフィティーかもしれませんが、人は急には変われないかもしれないけど、変わろうとすることは大事なんだと教えてくれます。

27歳になりました。

まずは生んでくれたパパとママ、ありがとう。

今まで私に関わってくれた全ての人に感謝したいです。

もっと素敵な女性になれますように…


PS.
昨日はサプライズで友達がお誕生日会をしてくれました。
全然気付かなくて、笑ってたらいきなり音楽が変わって店員さんたちみんなでハッピーバースデーって!ビックリしたw(°O°)w
私が唖然としてると爆笑しながら、「ねっ、全然気付いてなかったでしょ」って会話を始める友達。
みんな全然変わらなくて大好き。
ありがとう。
先日観た映画「第三の男」の感想。


「ホフマン物語」のアレクサンダー・コルダと、「白昼の決闘」のデイヴィッド・O・セルズニックが協同で提供する1949年作品で、カンヌ国際映画祭グランプリを受賞した。戦後イギリス文壇で代表的な位置に立つカソリック作家グラハム・グリーンが映画のために原作を書卸し、自ら脚色、これを「邪魔者は殺せ」のキャロル・リードが監督、同時に製作も担当している。撮影は「邪魔者は殺せ」のロバート・クラスカー、装置は「バグダッドの盗賊(1940年)」のヴィンセント・コルダ他の担当である。なお音楽はこの映画のためにウィーンのジッタア演奏家アントン・カラスが作曲、自ら演奏したものが唯一の伴奏となっている。主演は「旅愁」のジョゼフ・コットン、「白銀の嶺」のヴァリ、「黒ばら」のオーソン・ウェルズ、「黄金の龍」のトレヴァー・ハワードで以下「会議は踊る」のパウル・ヘルビガー、バーナード・リー、エルンスト・ドイッチ、エリッヒ・ポントらが助演する。

大好きな作品です。見せ方が上手くて、シーンのつなぎ方が絶妙で場面場面が凄く印象に残ります。シーンシーンの粋を楽しむのも良いけど、もちろんストーリーも良い。展開も古臭くなく、映像の見せ方も影の使い方は特に素晴らしい。不気味さが上手く表現されています。さすが!という映画。テーマ曲も良いし、有名です。思わず口ずさんでしまいます。ラストシーンとか最高にカッコ良くてしびれます!何度観ても魅力が薄れることは決してありません。

陰鬱なモノクロ画像のカメラワークはフィルムノアールを代表するシーンをいくつも生み出しました。オーソン・ウェルズ演じる魅力的な悪人ハリーが暗闇の中に浮かび上がり、初めてスクリーンに登場する場面では、足元の猫が利いています。大空高く弧を描く観覧車、名高いウィーンの下水道での追跡など。もう全てが映画史を代表する名場面の連続であり、それぞれのシーンが、戦争で破壊された都市の退廃と絶望を見事に表現しています。