先日観た映画「ダイバージェント」の感想。


新人女性作家、ヴェロニカ・ロスによる全米ベストセラー小説を映画化したSFアクション。近未来の地球を舞台に、異端者(ダイバージェント)として生まれたヒロインが自らの運命を切り開いていく姿を描き出す。ヒロインを演じるのは、「ファミリー・ツリー」で数々の映画賞に輝いた新鋭シャイリーン・ウッドリー。

「ハンガーゲーム」に似てると思ったら、製作体制がほぼ同じと知り納得。「ハンガーゲーム」同様、この手のジャンルは作品の世界観にいかにのめり込めるかが鍵です。その点ではちょっととっつきにくかった。5つの共同体という設定も後半からめちゃめちゃであまり活かされなくなるし、上映時間も長く感じました。感情が平和を乱すから感情を殺すって近未来ものではありがちです。その世界を打ち壊すのも。家族より組織、それが理念だけど、でもやっぱり家族。演出の甘さや展開のいい加減さに突っ込みところ満載です。

人は何かしら所属していたいと願う。それは学校や会社であったり、住んでいる地域社会だったり、ネット上を含めたコミュニティであったりする。何ものにも属さず、根なし草のようなアウトローで生きるにはタフな心身や、生き延びるための才覚やスキルが必要だと思います。絶対的社会の中で、大人になって気が付く矛盾とか、裏側とか。それは現実社会も同じなんだと思いました。3部作らしいのでこれから面白くなってくるのでしょうか?続編に期待したいです。
先日観た映画「怪しい彼女」の感想。


70歳の老婆が20歳の姿となり、青春を取り戻そうとする姿を描く、韓国発のコミカルなヒューマンドラマ。「サニー 永遠の仲間たち」のシム・ウンギョンが主演し、周囲の人々に罵詈雑言を浴びせるさまが痛快だ。日本でも人気のアイドルグループ、B1A4のジニョンがスクリーンデビュー。監督は「トガニ 幼き瞳の告発」のファン・ドンヒョク。

もう一度人生をやり直せたらと思う人は少なからずいると思います。この作品は、そんな夢を大人のおとぎ話として描いています。ヒロインである70歳のマルスンは頑固で毒舌なため、常に周囲の人々とトラブル続き。そんな彼女がある日突然、魔法にかかったように20歳の姿に若返ってしまいます。彼女は不遇だった当時には出来なかったことに対して、オ・ドゥリと名前を変えて挑戦し、青春を謳歌していく。そして、女性は特に気になるであろう美と老いをコメディの視点から上手く伝えていました。
ギャグ一杯、笑い一杯、心に響く歌一杯、それに目頭が熱くなる家族愛。おもいっきり笑い、ちょっぴり切なくなり、感動の涙。観たあとには、きっと心から元気になれるハートフルコメディでした。