先日観た映画「思い出のマーニー」の感想。


イギリス人作家、ジョーン・G・ロビンソンによる児童文学を、スタジオジブリが舞台を北海道に移してアニメ映画化したファンタジー。海辺の村に住む夫婦に預けられた少女・杏奈と、不思議な雰囲気を持つ同い年の少女マーニーとの交流が描かれる。監督は「借りぐらしのアリエッティ」の米林宏昌。

ジブリ作品として観てしまうと、期待が大きい分、残念な作品でした。子どもよりも大人向けの気がして、劇場に来ていた小学生には重たい内容に思えました。
ただ、女の子同士の秘密の友情ストーリーかと思っていたのでラストに向けて二人の意外な事実が明らかになり、友情だけでないのに心が温かくなりました。要所要所の言動や妄想なのか現実なのか等の謎は残り気になりますが、ラストで明かされる二人の関係や物語に納得することが出来て良かったです。それまでの前半はちょっと退屈しちゃいましたが…

感動はしますが、ジブリらしくない作品です。ジブリ作品それぞれにある大きなテーマも感じられないし、ただただ夢溢れる観ていてわくわくするような物語でもないので観る人によってかなり評価が変わってくる作品かもしれません。
大人になると忘れちゃうけど、きっと子どもの頃だったら誰もが考えて観てきた世界。背景となった景色が綺麗で、気持ちが静かになる映画でした。やっぱり人は愛に支えられているんだなぁ。