先日観た映画「人生はマラソンだ!」の感想。


破綻寸前の工場を再建するため、家族や仲間に支えられながら中年男たちがフルマラソンのゴールを目指す姿を描くオランダ産ハートフルコメディ。幼なじみの友人であり出演もしているマルティン・ファン・ワールデンベルグとヘーラルト・ムールダイクによる脚本を、本作が長編映画デビューとなるディーデリック・コーパルが監督した。

人生初のオランダ映画!
感動しました!久しぶりに映画観て号泣しました。
ダメ人間が問題に直面してそれを乗り越えていく映画の王道ストーリー。むちゃくちゃで、だらしなくて、見た目も大概なおじさんたちだけど、なんかクスッて笑えてきゅんと来る感じで心温まりました。ラストも好きだなぁ。
オランダ映画なので出演している俳優さんたちに馴染みはありませんが、演技派の人たちばかりで、つい彼らが紡ぐドラマに引き込まれてしまいます。工場が火の車状態なだけでなく、自らの体も危ない状態の主人公をはじめ、他の3人も色々と問題を抱えていて、中年男性の哀愁が伝わってきました。そんなダメダメな状況でも、何とか打開しようとマラソンに真剣に取り組む後半からは、彼らに思わずエールを送りたくなる。工場再建という1つの目的から始めたマラソンへの挑戦だけど、彼らが胸に秘めた各々の走る理由、家族のため、仲間のため、今までの駄目な生活や自分からの脱却のため、そして自分の信念のために走り抜こうとする。家族や恋人、愛してるけど伝えられなくて、でも一緒にいて、色んな問題、都合の悪いこと、たくさんあるけど本当に大切なこと、シンプルに大切な人のためにみんな頑張る姿に自然と涙がでました。
人は決して1人だけでは、ゴールにたどり着けないことを改めて感じさせてくれる。走ることは、生きること。そして、生きることは、一歩ずつ前に踏み出すこと。良い作品でした。