先日観た映画「人類資金」の感想。


第二次世界大戦の際に日本軍が集めた資金などを基にした巨額の不透明な財産“M資金”。戦後史最大のタブーとも言われる同テーマを描く、阪本順治監督による社会派サスペンス。M資金詐欺をしていた男が、本物のM資金の存在を知り、巨額の報酬を手に入れようとする姿が描かれる。主人公役の佐藤浩市をはじめ、実力派が勢ぞろいした。

正直、こんなダメダメ映画を作っていては、日本映画もまだまだだなと残念な気持ちになりました。
ロシアやタイ、ニューヨークの国連本部などの世界各国をまたにかけた話題作ではあるのですが、こうした贅沢なお金の使い方も、中身が残念だと、全てが残念に思えくる内容の作品。日本映画の製作資金はハリウッドだけでなく、世界レベルで観てもコンパクトなだけに、もっと派手なお金の使い方をして欲しいなともいつも思っていますが、こういうお金の使い方なら日本映画もまだまだなのかなと思えてしまいます。それに中身がこれじゃお金使ってもね…。
本作は、ジャンルでいえばサスペンスという部類にまずは該当するのかもしれませんが、ハリウッド作品(巨大な陰謀に翻弄される主人公という意味では)に比べると、スピード感があまりになさすぎます。どのシークエンスもまったりした感じで進むので、全体的に作品としてのもっさり感がすごく鼻につく。なので、ときたまあるアクションシーンもすごく重たい。止まってるみたいで練習を観ているようでした。

モチーフが面白いだけに残念。