昨日、術後の病理検査の結果を聞きに行ってきました。





旦那は仕事だったので、とても心細くて怖かった·····


まるで「最期の審判」を聞かされるかのごとく、緊張してた。

ガン患者は、どのくらい「最期の審判」を聞かされるかのような緊張と恐怖を体験しなきゃいけないんだろう。


針生検の結果を聞かされる時


確定診断され告知される時


術後の結果を麻酔から覚めた時に聞かされる時


病理検査の結果を聞かされる時


毎年進級できるかどうか、検査結果を聞かされる時


残された最期の時を知らされる時


祈る

普段あまり神様を信仰していない人でも、ただただ祈る。

どうか……










前置きが長くなっちゃったてへぺろ

では術前診断はコチラ

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腫瘍の大きさ

40mm以上50mm未満

で、今回の病理結果
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最大連続浸潤径(一番大きい癌)は23✕14mm
無数の浸潤癌巣
組織グレード1
リンパ節転移があったので
ステージⅡA~B
(リンパ節転移があったのでB?
Aでも良いんじゃない?と思うけどね、だって)
T2N1M0




腫瘍の全長…
40mmどころか…
右乳房全体に大小点在しており、その点在している全長は12cmの範囲内に無数に散らばっていたらしい。

「全摘して良かったね。断片は陰性だったよ。コレが部分切除だったら…大変やったよ^^;」

と先生。

先生の説明を私なりに解釈すると
この12cmの範囲内に古くからいる大ボスは23mmで、コレがジャガイモの種芋のようにアチコチで大小のコブを作り、大小たーくさんのジャガイモで畑が出来上がっていた。

でもこれらのジャガイモの株は1つの株で、何株も違う株があった訳では無い。
今回の手術でこの株を根こそぎ引っこ抜いたのであまり心配はいらないらしい。

今回の説明を聞いて驚いたのが
病理検査でもう一度全てのがん細胞を生検した訳では無いらしい。
先生いわく

「術前に3箇所生検して、そのどれもが同じサブタイプでki67もどれも同じような低値だったので術後の病理検査では他の腫瘍についても同じだろうと判断して検査はしていません。

2mmにスライスして調べてはいるので、おや?と思ったら追加で調べてますよ。明らかに顔つきの違うハーツーとか見つけたら調べるし。
ほら、センチネルで0.5mmのリンパ節への浸潤があったでしょ?
アレも調べてて、おや?って思ったらしくてw
調べてみたらリンパへの浸潤は1.6mmだったそうだよ。
ま、2mm以下だし断片陰性だったから放射線も必要無いよ。お薬で治療していこうね^^」

だって。
保険適用範囲での病理検査だとどうしてもそうなるらしい。

仕方ないけど、本当にこれで確定なのだと思うと少し腑に落ちない気もする。もっと全部しっかり調べた結果が病理検査なんだと勝手に思い込んでたから…

で、お薬はタモキシフェン10年服用💊とリュープリン注射(6ヶ月製剤)をとりあえず5年うつことになった予防接種

すぐ処方してもらえるのかと思ったら

「あわてる必要は無いよ。だってお薬はこれから10年も飲まなきゃだめなんだよ?治療の指針でも術後4ヶ月以内に服用を始めればいいってなってるんだから、まずは手術の傷を休めてあげて。で、来月に受診して血液検査とリュープリン注射とタモキシフェンの処方をするね^^」

だって。

最後に乳ガンの再発を防ぐためには

⚫禁酒
毎日350ml呑む人と呑まない人では30%も乳ガン再発率が上がる。
⚫運動
ホルモン受容の乳がん細胞は、ホルモンから栄養がもらえなくなると脂肪を餌にするようになるので太るのは厳禁!
⚫食生活
バランスの良い食事をとること。
大豆食品を多く摂る中国人の研究データでは大豆食品を多く摂る人の方が再発率は低かった。でもサプリはダメ。食品から常識的な範囲で摂取するのは推奨します!

とご指導いただきました。
毎日呑んでたお酒、禁酒したいと思います(T ^ T)
でも、たまーに呑むくらいならOKらしいです。

以上、病理検査の結果報告でした。