歌うことを大切に
6月の発表会に向けて練習が始まりました。
発表会の練習だけでなく、
普段の教本のレッスンでもですが、
導入期の生徒さんや
読譜が苦手な生徒さんのレッスンでは
ドレミで歌うことを大切にしています。
体験レッスンでは
「音感をつけさせたいです」
と仰る保護者様も多いですし、
本来、聴音や視唱もやりたいですが、
30分レッスンでは時間的に厳しい。
そこで、新しい曲に取り組む時、
まずは楽譜の音を読み、
ドレミで歌うことで、
音感強化にも繋げたいと思っています。
発表会曲も
まずは音を読んで歌うところから。
メロディーの流れを覚えましょう。
メロディーの流れを覚えてから弾くと
指番号やスラーやスタッカートといった
情報に目を向ける余裕が生まれます。
ドレミが頭に入っていることで
暗譜も早く、確実になります。
心の中で歌いながら弾く習慣もつくため、
表情豊かに弾けるようになります。
いいことしかありません!
早く弾きたい気持ちはあると思いますが、
歌うことをきちんとやった方が
実はずっと効率が良いです。
スラスラ読めない、歌えないものを
スラスラ弾けるわけがありません。
レッスン中も私がメロディーを弾いて、
生徒さんに歌ってもらっています。
お家でも練習できるよう、
必要に応じて動画もお送りしています。
ぜひ練習してみてくださいね。