フォームに気をつけて弾こう
だいぶご無沙汰してしまいました

暑い暑いと思っていたのに、あっという間に冷えてきて秋の到来を感じます。
季節の変わり目、体調に気をつけていきたいですね。
かなり前のことになってしまいますが、とても良いことでしたので、記事にします。
小学生の生徒さん、テクニックの本でスケール(音階)の練習が出てきた時のことです。
スケールをきれいに弾くためには、正しいフォームで指くぐりが上手にできることがとても大切

肘や手首が下がると指くぐりがスムーズにできないので、注意が必要ですね。
そのことをお伝えした次のレッスンで。
「オレさぁ、どうしたら手首が下がらないで弾けるか考えて、こうやってやってみたの」と!
リズムのほんを横にすると、これまたちょうどいいスペースになりますね!
これには本当にびっくり!思わず、写真を撮らせていただきました。
そして、どうしたら出来るかな?と自分で考えたことが、何より素晴らしいですね

手のフォームはかなり細かくレッスンしていますが、本人の意識によるところも大きく、結局は本人が気をつけよう!気をつけたい!と意識を持たないと、いつまで経っても直りません

私は(保護者様も)本人の意識が変わるのを根気強く待つ、(イヤにならない形で)伝え続けるのも大切な気がします。
手のフォームができていないと、16分音符が出てくるたびに転ぶ、スケールがデコボコになる、音が汚くなる、いいことは一つもありません。
逆に、手のフォームをきちんとすることで改善できることはたくさんありますね

大好きなピアノを楽しく弾くために、少しずつ気をつけていけたら良いですね
