バッハは面白い♪
昨日は、新年1回目のレッスンに先生のお宅に伺いました。
今回は、新曲2曲

そのうち1曲は、バッハの平均律です。
音大受験の必修科目の平均律、すごく久しぶりに弾いています。
生徒さんのバッハコンクールを見に行って、たくさんバッハの演奏を聴いたら、やっぱりバッハは大切な基礎、私もまた勉強しよう!という気持ちがムクムクと沸き起こってきたのです

音楽は、単旋律によるものを「モノフォニー」、対等な複数の旋律によるものを「ポリフォニー」、主旋律+伴奏によるものを「ホモフォニー」と呼びますが、バッハの音楽は「ポリフォニー」です。
生徒さんが弾いているバッハのインヴェンションは2声(2つの旋律)、シンフォニアは3声、私が今弾いているフーガは4声。
ちなみに、生徒さんの使っている教本での2声の練習の一番最初の導入は「オルガンピアノの本2巻」に出てきますね!
4声とは、4つの声部(ソプラノ、アルト、テナー、バス)があるということです。
最初は1声部ずつ練習して、2声、3声と増やして4声で弾けるようにします。←ものすごく根気のいる練習

インヴェンションに入った生徒さんのお母様が
「脳トレみたいな曲ですね!」
と仰ってましたが、バッハの練習はものすごい頭を使いますね

慣れないうちは、4声がごちゃごちゃ混ざり合って聴こえ、楽譜もごちゃごちゃに見えます

でも、分析と練習を進めていくと、だんだん楽譜がスッキリ見えてきて、各声部の横の流れが聴こえてきて、各声部が織り成すハーモニーも聴こえてきて…と変わってくるのがとても面白いです

ごちゃごちゃ混ざり合って聴こえているうちは、上手に弾き分けられていないということでしょうね

私の演奏、もっともっと整理しなくては!
レッスンしていただいて、ますます面白くなってきました

やっぱりバッハ大好きです

↑人前では弾きたくないですけど(笑)
もうすぐバラバラになりそうです
