あいさつ
今月から出張レッスンを始めた年中さんの生徒さん、
2回目のレッスンが終わりました
今回は、前回よりもさらに集中して楽しく取り組んでいました。
最初と最後も挨拶も、ピッと背筋を伸ばして元気よくしてくれます。
私も、気持ちよくレッスンが始められます。
特に、子どもの生徒さんのレッスンでは、最初と最後のあいさつが大切。
長く習っている中学生以上の生徒さんにとってはごく当たり前のことですが、
習い始めの子どもの生徒さんには、
「はい、始めのご挨拶をしようね!」
「はい、今日はここまで、最後のご挨拶をしましょう!」
という声掛けを意識的に行っています。
というのも、始めと終わりをはっきり意識させることで、
レッスン中の集中力が生まれるからです
出張レッスンだと、自分のお家に先生が来るスタイルなので、
どうしてもオモチャで遊びたくなったりと、集中力に欠けることがあります
でも、挨拶をして「今はピアノの時間!!」と意識させることで、
レッスン時間はピアノに向かうという習慣をつけることができるようです。
という私も、子どもの頃の話ですが・・・
ある時、レッスン中、思うように出来なくて泣いてしまって、先生に
「今日はもう帰っていいよ」
と言われたことがありました。でも、私は、
「まだ帰りたくない。レッスンの時間が終わるまでやりたい」
と言って帰らなかったことがありました
今思うと、この時間はレッスンの時間!という意識が強かったので、
途中で帰ったりはしたくなかったんですね
ま、ここまでいくと極端かもしれませんが
「この時間は~~をする時間」とけじめをつけられることは、
ピアノだけでなく、生活面でも大事なことだと思います。
小さい子にとっては難しいことではありますが、
少しずつ、ピアノのレッスンも一つの助けになればいいなぁと思います。