カウンセラー菊井ちえ子です
不倫恋愛、夫や不倫女性当事者たちにとっては この不倫関係が恋愛なんですよね、だからあえて不倫恋愛と表現しますが・・・その不倫の終わり方って、実は突然であるものなんです。
妻にバレてしまった、職場でバレてしまった
妻と不倫女性の対峙であったり
第３者（親やきょうだい、上司など）の介入など
本人たちが思ってもいないタイミングで終わることがあります。
それが現実です、そしてそうでなければ終わることはできないものなんです。
だから、妻が不倫女性に会いに行きましょう、別れてくれと言いましょう、ということを言ってるのではありません、相手に会うことは これから生きていく上で、大きな深い傷跡になる危険もあります（フラッシュバックという点でも）映像として目に焼き付くことは 想像以上に自分に負荷をかけるものです。
話が少しそれましたが・・・
とにかく、不倫が終わる という事実は、不倫関係の二人にとっては突然であっていいのです。
そうでなければ、別れることなんて出来ないのです。
そのために、妻が夫に伝えるべきこと、「もう、会わないでほしい」その願いを夫がどう受け止めてどう行動に移すのか・・・・
いろんな手段で、不倫女性と夫との関係を終わらせること、人それぞれですが、そうしなくては終われない、というのが現実です。
そのときの夫は、妻がそうしてくれなければ終われなかった、という人から なんでそこまで勝手に、そんなことしたんだ！という怒りに転嫁してしまうタイプの夫もいるでしょう。
また、その後抜け殻のようになってしまう夫もいます。
表面に見える、行動としての二人の関係は、突然でなくては終われないものですが、だから、妻はそれでいいんだ、というところにいるのではなく、その後の夫の心の支えも必要になってきます。
え？！傷ついた私が、夫の心を支えるのですか？！
そんな気持ちになることでしょう。
ただ、夢を見ていた夫が夢から冷める時、見ていた夢の中で何を思っていたのか、何を求めていたのか、そこに心を寄せることは、夫婦再構築をしていく上で、大切なことでしょう。
女性の言いなりになっていただけ
利用されていただけ と自ら思う夫はいいでしょうが、
不倫女性への未練が残ったままでは、夫婦の再構築への基礎が築けません。
不倫女性への未練って、妻からすると 女性としてどこかあの人の方が優っていたのかと思えたりしますが、
夫の中にある未練は、決してその女性がどうのこうのではなく、自分が男としてどうありたかったのか、という男性としてのアイデンティティーにつながっているのでしょう。
だから、突然の関係が終わることで、男性としての自分の理想や夢まで絶たれたように感じてしまっているのです。
本当は、こうしたかったんだろうな、という妻からの寄り添いで 夫自身も 大切にしなければいけないものを再認識をすることでしょう。
妻からしたら、そんなこと最初から 外でしないで、ちゃんと家族と、私と向かい合ってくれたら 出来ることなのに・・・とまたここで悔しさと怒りや情けなさが込み上げてくるものですが・・
夫婦のお互いが、自分の傷を主張しあうだけでなく、お互いの傷をお互いが癒しあう、そうなれることが一番いいのですが、これがまた難しい・・・・でも、どちらかが先に手を差し出さなければ、何もはじまらない、これも現実なんですよね。
突然の別れは必要、でもその後のフォローは丁寧に、そんな気がします。
そして、妻自身の傷を癒すこと、先に手を差出せるための力をつけるためには、一人ではなかなかしんどいものでしょう。
カウンセリングを通じての時間がそんな力をつけてくれたり、傷を癒してくれたりするものです。
別れさせるって必要なんですね、という方も 別れさせたけどその後が難しい状況です という方もワンクリックの応援よろしくお願いします。
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