す術後、2ヶ月が経ちました。

 

脇の突っ張りは相変わらず消えません。

胸の傷も硬い感じがまだ残っています。

 

回復兆候なのか、傷跡あたりが

ピリピリすることがあります。

 

再建した胸の表面は大分柔かくなった

気がしますが、乳輪の周りの皮膚は

いまだに触ると痺れているような

感覚があります。

 

 

茶巾絞りのように縫われた乳頭の糸は

自然と全部取れました。

 

糸のおかげで、

茶巾絞りのように見えていましたが、

 

糸が取れたら、

当たり前に平でした・・・。

 

 

大学病院での手術だったら、

乳頭は完全切除で、

 

タトューでの再建になっていましたが、

 

南雲先生は手術前、

 

「もしかして、乳輪は少し残せるかも」

 

とおっしゃっていて、

 

本当に乳輪は残してくれました。

 

 

お陰で、乳頭はありませんが、

乳輪の茶色ところが残っているので、

 

見た目、なんとなく、

乳首っぽさが残っています。

 

本当に南雲先生に手術してもらって

良かった・・・。

 

 

前回のブログを書いた時点では、

 

 

 

オンコタイプDXの検査結果が、

 

 

・低リスク・中間リスクだった場合、

  →抗がん剤はしない

 

・高リスクだった場合、

  →抗がん剤はする

 

と、考えていたのですが、

 

 

・抗がん剤をしないのは、

 低リスクだった場合だけ。

 

 

・中間・高リスクだったら、

 抗がん剤はする

 

に意志が変わりました。

 

 

なぜかというと、先日、

術後の経過の診察に行ったら、

 

 

院長に

 

「T先生は二言目にはオンコタイプって

言うけど、僕はあなたは低リスクでも

抗がん剤はやった方がいいと思っている」

 

「腫瘍が2㎝だったら、ホルモンだけでも

いいけど、3㎝近いからね、それだけ時間が

経っているということだよー」

 

「武装が少ないより完全に武装して

 闘った方がいいでしょ。」

 

「僕の家族だったら、抗がん剤を勧める!」

 

言われ、

 

3㎝近いってそんなに

深刻なことなんだ・・・と

 

 

自分の病理の結果を

もう一度見つめ直したからです。

 

 

これを言われた時は、

 

「院内で方針は同じにしてよ〜💦

 いいと思うよ!って言ったじゃ〜ん!」

 

「じゃぁ、なぜ、

 私はオンコタイプを勧められた?」

 

と思いましたが、

 

先生のご意見を聞いていると、

 

先生のおっしゃることは理解できるし、

一理ある。

 

 

抗がん剤をやった方がいいかも??

 

という気持ちになったので、

 

 

もう一度、

オンコタイプについて調べてみました。

 

 

乳がんプラザの先生だったら、

 

絶対にこの考え方は

 

「ナンセンス!」

 

って言う案件。

 

 

低リスクは「無駄な治療」

と言ってますからね。

 

 

確かに、低リスクと出ているのに

病理が悪いからと言って、

 

抗がん剤をやっていたら、

オンコタイプの意味がない。

 

 

それを回避する為のオンコタイプ。

 

 

でもね、色々調べていったら、

 

この資料を見て、

https://www.jfcr.or.jp/hospital/department/clinic/disease/mammary_gland/pdf/6-1.pdf

 

私は臨床的には高リスクにあたるんだと

気が付きました。

 

 

オンコタイプだけではなく、

臨床リスクも考慮した方が

いいという医師の記事も読みました。

 

 

きっと、オンコタイプがなかった時代や

保険適用でない時代だったら、

 

私の病理では、抗がん剤を勧められ

することになっていたと思います。

 

 

私の病理の結果は


 浸潤性乳管がん

   ホルモン受容体 陽性

 HER-2 陰性

 リンパ節転移なし

 浸潤径 28X18X14mm

 グレード2

 Kiー67  11%

 

 年齢は45歳

 

 

この資料が答えなんじゃないかと思っています。

 

 

わずか3%をどう見るかは、

価値観の問題で、

 

乳がんプラザの先生は

意味がない的な感じでしたが、

 

私は3%でも再発を減らせるなら

減らしたいと思いました。

 

 

病理の結果を聞いた時には

特に何も言われなかったけれど、

 

 

病理を見ながら調べたら、

 

リンパ管浸潤あり

 

となっていました。

 

 

しっかり、3㎝近くにまで

なっていた腫瘍の影響が出ていました。

 

 

だから、私を高リスクと判断して、

 

抗がん剤をやった方が武装が万全の状態

で戦えるからと

 

院長は勧めたんだと理解しました。

 

 

でも、そいう考えの元にされてきた

化学療法が過剰だったという現実があるから

 

オンコタイプDXがある訳で、

 

経験則は大学病院の乳腺外科部長のT先生

の方があるだろうから、

 

院長のお気持ちだけを

ありがたく受け取って、

 

オンコタイプが低リスクだったら、

 

抗がん剤はやらない

 

という決意は変えない

でいようと思っています。

 

 

でも、院長が抗がん剤を推さなかったら、

もう一度調べ直して、

 

臨床リスクからも考えるってことを

しなかったと思います。

 

 

 

娘はまだ7歳。

私は現在45歳。

 

私の母はまだ健在で元気。

 

そのお陰で助かってることが

多々あります。

 

 

母と同じように、

 

娘が私と同じぐらいの歳になっても

私が生きているにはあと40年は

生きていないといけません。

 

そのぐらいまでは絶対に

生きていたい。

 

そう思うと、

 

できるだけリスクは減らしておきたい。

 

と思うのです。

 

 

このオンコタイプの診断の説明が

とてもわかりやすいのですが、

 

↑自分の病理でデータが見れます!

 

 

本当に腫瘍の大きさもステージも

Ki−67も関係ない。

 

(ki-67がそこまで高くない私

としてはややショック・・・。)

 

いくら他の人の病理とスコアを

調べて、照らし合わせたところで

同じようにはならない。

 

本当に遺伝子の問題。

 

 

もうここまで調べあげて、

自分の方向性も固まってきたし、

 

 

これ、以上、オンコタイプの結果について、

思い悩むのは今日でやめよう!

 

抗がん剤に備えて、

ウィッグでも見てみよう!

 

と思って、見てみたら、

 

ありすぎて、どこのにしていいか

分からない状態・・・。

 

 

なんじゃ、こりゃ〜〜〜笑い泣き

 

選ぶこと多すぎでしょー!!魂が抜ける