昨晩放送の、nhkのクローズアップ現代「産みたいのに産めない ~卵子老化の衝撃~」ご覧になりました?
ちょっと、私がひねくれてるのかもしれませんが報道の仕方が
「35歳過ぎまで好き勝手に仕事や遊びを優先し、そろそろ子供でも・・・て思った時に、不妊で悩んでいる人が多い。それは35歳過ぎになると妊娠しにくい事の啓蒙が足りないせいである。」みたいな報道の仕方・・・・
インタビューされている40歳以上で不妊に悩む女性も「卵子が老化するなんて誰も教えてくれなかった。教えてくれていれば違った。」と発言されていた。
また、当面、結婚の予定はないが卵子凍結保存を検討している33歳の女性のインタビューも・・・
確かにそういう人も多いんだろうけど、卵子の老化なんか、わかっていても現在の雇用状況でなかなか踏み切れないとか、育休明けで職場復帰しやすいように社内のポジショニング作りだったり、好きで先送りにしてるわけでないっていうのが、ちょっと欠落しているように感じます。
また、30代前半からずっと不妊治療を続けている人も多いと思います。
高度不妊治療の紹介とか卵子老化の啓蒙とかもいいけど、私はやはり、若年層の雇用の改善が大事なんじゃないの??って思います。
「産みたいときに産める技術革新」より「産み易いときに、産み易い環境」作りを目指してほしいなーと思います。
ちょっと飛躍しますが、そのためにも65歳定年とかちょっとありえない気がします。
どんどん会社人生が長くなれば、出産の先送りもアリかと考えてしまいます。
っていうか、出産を先送りしたら会社人生を延長せねばならない!!
しかも、そんなに上の世代が詰まってちゃ、若者の雇用なんか更に控えられるよ!
やはり、難しいですねー。