妊娠がわかる前には辞表を出していたので、やめることはスムーズだったが、問題はその後。
妊婦をあらためて雇ってくれる会社なんて、どこにもない。
その時は、子が産まれてひと段落したら、就活をして、また働こうと思っていた。
……が、いざ産まれてみると、子の中心の生活に翻弄される日々。
毎日の家事・子のお世話にプラスして、保育園の送り迎えや準備なんて、いまの自分にはできない…と愕然とした。
現状、朝早く夜遅いオットに頼ることはできない。とすると、やるなら自分の出来る範囲で、なのだ。
自分の出来る範囲ってどこまでだろう?
毎日アップアップしているのに、これ以上やることを増やせるのだろうか。
そして、いざ仕事をはじめるとなったら、仕事にのめりこんで、子をお荷物に感じてしまう気がして、こわい。
でも、何事もやってみなければ、わからない。
そんなことを自問自答し続けて、勝手に苦しくなって、当時、定期的におっぱいマッサージに来てくれた助産師さんに気持ちをこぼしてしまった。(私はよく乳腺炎になる体質で、メンテナンス〜断乳まで本当にお世話になった)
すると、その助産師さんは
「必要な時に必要なだけ仕事がくる。だから大丈夫。不思議なものよ。あせらないで。」
といってくれた。
その時は、そんなにうまくいかないよ…と半信半疑だったけれど、助産師さんの表情や言い方によどみがまったくなかったのが印象的だった。
そして、わたしはいま、フリーランスとして働けている。ありがたいことに、声をかけてくれるひとたちがいる。日中は子たちと過ごし、仕事をするのは夜だ。
本当はもっと仕事量を増やしたいけれど、客観的に見れば、きっと、いまの自分にはちょうどいい仕事量だ。必要な量だ。
わたしは仕事が好きだから、この先も続けていきたい。子はいずれ手を離れ、また仕事ができる時間も増えるだろう。いや、増やす!(宣言 笑)
その時のために、いまは子を見守りつつ、体力知識をためようと思っている。