ジャパンカップはイクイノックスとリバティアイランドの2強で、3着馬探しのレースなのか!? | ウマブロbyアミュレット

ウマブロbyアミュレット

馬のこと、競馬のこと、その他いろいろ
思いつくままに……

イクイノックス の1強なのか? 3冠牝馬リバティアイランドが54キロを味方に勝利するのか??

今年のジャパンカップは、もともと2強対決かと言われていたところに、この2頭が仲良く1枠に収まり、しかもJCは内枠有利だよねってことで土曜日の前売りオッズは枠連1-1も馬連1-2も2.0倍。

単勝はイクイノックス が1.4倍なのに対してリバティアイランドは4.0倍ですから、リバティアイランドの勝利を信じるのであれば単勝を買うのがいいのか、イクイノックス 2着の馬単5.9倍を買うのがいいのか迷うところでしょうか。

当日オッズはもっと差のないものになる可能性もありますが(現在馬連、枠連共に2.2倍で、馬単は6.2倍ですね)。

 

そんなこんなで出走各馬の気になるところを……。

 

1番リバティアイランド……新馬戦から6戦して5勝、6連対の3冠牝馬。

3冠牝馬の勝利といえば、アーモンドアイとジェンティルドンナ。

2018年、アーモンドアイは1.4倍の1番人気で勝利。2着は前年の菊花賞馬で4番人気のキセキ。ちなみにアーモンドアイの鞍上はルメール騎手でキセキの鞍上は川田騎手だった。

2012年、ジェンティルドンナは6.6倍の3番人気で勝利。2着は2.0倍で1番人気のオルフェーヴル。ハナ差ではあったけど、オルフェーヴルを弾き飛ばしての勝利だった。

斤量差で言えば同じ4キロ差ではあるけれど、この頃は3歳牝馬は53キロだった。

3冠牝馬の参戦ということであれば、2020年のデアリングタクトは3番人気3着。勝ったのは有馬記念以外は馬券圏内を外していない最強牝馬のアーモンドアイで2着は牡馬クラシック3冠馬のコントレイル。デアリングタクトにとっては、上位2頭は強い相手ではありました。ここは斤量差は2キロでしたしね。

ということで、牝馬3冠の3歳馬はやっぱり勝ち負け期待、馬券圏内は外さないってことででいいのだろうか。

ただ直線でイクイノックス と競り合いになって、イクイノックス を弾き飛ばすような勝ち方はしないと思うし、内を捌いて伸びてくるってイメージもあまりない。あくまでも外から差してくるイメージ。

今までのレースとはペースも違うだろうし、この枠でどういう競馬をするのか? この枠と並びは、あまり嬉しくはないだろうなとは思ったりする。

 

2番イクイノックス ……過去9戦のうち7戦はGⅠで、皐月賞とダービーは2着だったが、その他は全て1着。前走の天皇賞(秋)は、前に行った馬、付いてきた馬を全て潰して、後方でレースにほぼ参加していなかった2頭が2、3着に入るという圧倒的な強さを見せつける結果だった。

レコード決着の中3週ってのが、他馬にとって付け入る隙となるのか、そもそもそれは隙なのかってことですが……それはもちろん生き物なので、めちゃくちゃ疲れたってことはあるでしょうが、出てくる限りは反動とか心配しなくていいんじゃないかと思います。だってやっぱり、相手の斤量が軽かったんだも〜ん、なんてのは負けた言い訳として格好悪いし、引退後の種牡馬価値ってことを考えたら、本調子でもないのに無理して出てくる必要なんてないでしょうし、勝ちに来ていると考えるのが妥当かと。

スタートを決めて好位置に付ければ、今回もやっぱり強かったというレースを見せてくれるはずではないでしょうか。

 

3番タイトルホルダー……状態面が気がかりではありますが、パンサラッサが飛ばしてこの馬が2番手で、その後ろにイクイノックス であれば……イクイノックス に交わされたとして、その後どこまで頑張れるかということですよね。

ということで踏ん張ることを期待するしかないのです。

 

4番スタッドリー……母の半妹の仔がイクイノックス なので、つまりはイクイノックス とは、いとこだったりする5歳馬。GⅠ初挑戦な上にGⅡでの勝利もないし、東京は2回走って7、10着。稍重の2400mと3400mでのものなので、良馬場の2400mならもう少しはってことはあるのかもしれないけど?

マーカンド騎手に乗り替わり初騎乗。

 

5番ドウデュース……前走の惨敗は仕方がないかなと思えるところもあるのですが……いきなりの乗り替わりで、戸崎騎手がイクイノックス に付いていく格好になってしまったのも、仕方がないかと思うのですが。とにかくちょっと驚いたのは、割とすぐにJCに行きますって発表があったことですね。もちろん武豊騎手でリベンジってことだったとは思うのですが、残念ながら今回も戸崎騎手ということで。

前走は休み明けだったし、今回の方が状態も良いというのなら、でもって戸崎騎手だって今度はイクイノックスに付いていくようなことはしないだろうし、なんならリバティアイランドと一緒に伸びてくればいいんじゃね? って感じでしょうか。

イクイノックス次第ではあるけれど、今回も後ろから速い脚を使える馬が馬券になるってことなら、今度こそってことなのですが……武豊騎手だったらなぁってことを多分皆さん思われていますよねということで、3番人気ではあるのですが2頭からは離されたオッズで10倍以上付いてます。戸崎騎手が東京芝2400mのJCを勝つイメージってあまり沸かないですもんね。

 

6番フォワードアゲン……直近の勝利が2022年7月のSTV賞という6歳騸馬。父ローズキングダムは3歳時にJCで勝利(ブエナビスタが2着降着になったってのはありますが)。

黛騎手に乗り替わり。STV賞は同騎手騎乗で、12番人気での勝利ではありましたが、さすがに今回大波乱を再びというのは?

 

7番イレジン……馬場が渋れば? 外国馬の参戦がないのは寂しいので、来てくれてありがとうという気持ちはありますが、正直馬券圏内というのはどうでしょうか??

 

8番パンサラッサ……逃げるって言ってるんだから、状態に多少の不安はあっても逃げるのでしょうね。

で状態に不安がありそうってことで、皆放っておくっていうか、誰も付いていかないかもしれないですよね。(状態が良ければそもそも付いていけないかもだけど)ってことで残っちゃったりってことは……さすがに無いか。

吉田豊騎手の継続騎乗。そこはやっぱり大逃げ期待。

 

9番ヴェラアズール……昨年の優勝馬。昨年の勢いはないけれど、力が衰えたということでもないと思われるし。

ムーア騎手で連覇を狙うはずがドイル騎手に乗り替わりになってしまったのがどうかというのはありますが……ドイル騎手はやっぱり東京より中山の方が合いそうってタイプだし、その意味では今年は福島で騎乗していたのが大正解だと思うのでね。

ここは巡ってきたチャンスってことで力の入る一戦だとは思いますが。

ってことでドイル騎手に乗り替わり初騎乗。

 

10番ダノンベルーガ……モレイラ騎手の継続騎乗で4戦目。イクイノックス に勝つとは言わないけど、そろそろ何とかして頂けないだろうか。

新馬戦から9戦、すべて掲示板ですが、勝ったのは新馬と2戦目の共同通信杯の2勝。

今度こそ……馬券圏内?

 

11番トラストケンシン……昨年はJCで13着。今回9ヶ月の休み明けとなる8歳馬。

荻野極騎手に乗り替わり初騎乗。

さすがに?

 

12番チェスナットコート……JRA在籍時は、日経賞2着、天皇賞(春)で5着、おまけにメルボルンCにも出走した馬だったりするのだが。

9歳まで頑張ってきたことの引退前記念出走と言っては失礼かもしれないが、馬主さんにとっては喜ばしいことだと思われるので、引退後も大事にしてあげて頂きたいと。

田中学騎手から田辺騎手に乗り替わり初騎乗。

 

13番クリノメガミエース……札幌ダート1700mの新馬戦を勝利して札幌2歳Sに出走するも9着。その後芝を走ったことはなく、地方に移籍後は短めの距離で5勝。

で、実は芝も走れるんですよ、距離長めも大丈夫ですよとか言われても……父エスポワールシチーはJCはJCでもJCダートの勝ち馬ですしね。

 

14番ディープボンド……前走は京都大賞典で1番人気3着。東京はダービー以来2度目。

タイトルホルダーの後ろで、前を狙いながら踏ん馬って残るのか?

有馬記念への叩きのような気がするのは私だけか??

この馬に何とかGⅠを、という気持ちは分かるのだけど、それがJCでっていうのはどうかって感じなのでね。

和田隆二騎手の継続騎乗。

和田騎手は本日の3Rで11番人気のトラストボスに騎乗して2着。クビ、クビ、クビ、クビ差ではありますが、勝ったのが断然1番人気のマーシャルポイントにも関わらず馬連も枠連も万馬券。

でもってこの馬はディープボンドと同じキズナ産駒だったりします。

だからなんだって話ですけどね。

 

15番ショウナンバシット……皐月賞、ダービー、菊花賞と三冠すべて出走した馬ではあるけれど、12-11-15番人気で5-16-11着。

3歳牡馬は56キロで斤量的に有利ではあるけれど、だからと言って?

M.デムーロ騎手の継続騎乗。皐月賞からの継続騎乗ということもあるかもしれないが、同騎手では馬券圏内が1度もないんだけど。

この馬が馬券圏内に好走したら、今年の3歳牡馬はめちゃくちゃ強いのねってことになりますかね?

 

16番インプレス……前走は京都記念で重馬場ってこともあって(?)12着。芝2400mは5戦して3勝、なんだけどそれはすべて阪神だったりする。東京の芝2400mはメトロポリタンSで7番人気10着。

出遅れなければ、良馬場なら、もうちょっと走れますよってことかもしれないが、もうちょっと走れても残念ながらここでは厳しそう。

三浦騎手に乗り替わり初騎乗。

 

17番スターズオンアース……昨年の牝馬2冠馬で秋華賞3着馬。それだって順調であれば勝ってたかもしれなくて、そういう意味では3冠馬になっていてもおかしくはなかったかもしれない馬とも言えるのかも?

今回は前走出走予定だった天皇賞(秋)を取り消して、6ヶ月の休み明け。

今回も順調であれば、枠がもうちょっと内であれば…ってことで現在5番人気。

ビュイック騎手に乗り替わり初騎乗。

昨日は外から伸びてくるも届かず的なレースが目についたので、この枠からどうするのかなと思いつつ何とかならないかとの淡い期待も。

 

18番ウインエアフォルク……JRAでは勝ち上がれずに佐賀で2勝して戻ってきてから2勝しているが、どちらも福島芝2600m。直近での勝利は今年の4月に2勝クラスの福島芝2600mを11番人気で勝利した6歳馬。

その時騎乗していたのは藤田菜七子騎手で、今回は再コンビとなる。

GⅠどころか重賞出走経験もなく、おまけに大外枠であるにも関わらず現在11番人気ってのは、やっぱり藤田騎手人気なんでしょうか?

 

ということで、本日の東京競馬場は1R、2Rと比較的平穏に始まったものの、3R、4Rは11番人気馬が馬券に絡んで波乱。5Rは3-2-1番人気での決着。

5Rまで終了して1番人気馬が3勝、3着2回。3着2回がルメール騎手ってのが嫌な感じではありますが、イクイノックスが馬券圏内を外すことはない? 

 

そんなこんなで、やっぱり強いイクイノックス を見たいので

2番イクイノックス から相手は1番リバティアイランド、5番ドウデュースの最後は外から伸びてくる馬、この2頭よりは道中前にいそうな10番ダノンベルーガ、17番スターズオンアース、前にいる馬が踏ん張った時には3番タイトルホルダーか14番ディープボンドが残るってことで、人気通りではありますが。

3連単で1列目に2番イクイノックス 

2列目に1番リバティアイランド、5番ドウデュース

3列目に+10番ダノンベルーガ、17番スターズオンアース、3番タイトルホルダー、14番ディープボンド

1列目に2番イクイノックス 

2列目に10番ダノンベルーガ、17番スターズオンアース

3列目に+1番リバティアイランド、5番ドウデュース、3番タイトルホルダー、14番ディープボンド

 

1番リバティアイランドと5番ドウデュースって、1着か4着以下というかそんな感じもするので、

1列目に1番リバティアイランド、5番ドウデュース

2列目に2番イクイノックス 

3列目に1番リバティアイランド、5番ドウデュース、10番ダノンベルーガ、17番スターズオンアース、3番タイトルホルダー、14番ディープボンド

 

パンサラッサがどれだけ飛ばしていくのかが気になるところではありますが、後ろからでは届かないってことで例え波乱になったとしても、イクイノックス にはきっちり勝ち切っていただきたい。そして全馬無事に。最高のJCを見たいと思うのですが、どうでしょうか?