神戸新聞杯は2強で決まり? 間に割り込む馬はいるのか?? | ウマブロbyアミュレット

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春のクラシック実績馬がここから始動するケースが多いため、基本的にはカタいレース。

割り込むとすれば、1000万下勝ち馬か、素質を買われて春に人気になっていたもののイマイチ成績が伴わなかった馬が夏を越して成長してきたというパターンか。

ダービー馬ロジャーバローズは残念ながら引退したが、現役を続けていても凱旋門賞だったし、2着のダノンキングリーは菊花賞には出走しないみたいだしってことで、ここはダービー3-4着馬のヴェロックスとサートゥルナーリアの一騎打ち!?

ちなみにセントライト記念は、ダービー15着のリオンリオンが勝利、17着サトノルークスが2着。

3着はプリンシパルS勝ちもダービーに出走しなかったザダル、プリンシパルSは1番人気で6着とダービーの出走叶わず、前走札幌芝2000mの1勝クラス勝ちだったルヴォルグが4着。

で、ダービーでサートゥルナーリアからアタマ差5着だったニシノデイジーは5着、さらにクビ、クビ差7着だったランフォザローゼスは15着。

そういえばニシノデイジーは菊花賞での乗り替わりがあるようだが、次で替えるのならセントライトで替えておけば良かったのにと思うが。いつもの勝浦騎手よりは早めに4コーナーで押し上げていったように見えたし、前哨戦であればそうなるかなというような競馬でもあったと思う。それなりには攻める姿勢は見せたが無理はしなかったという感じで、あれで替える決断をするのなら中山で勝浦騎手は乗せなきゃいいのにと思う。馬は確かに良く見えたので、勝ち負け期待ってのも理解できなくもないが、失礼を承知で言えばいつもの勝浦騎手ならもうワンテンポ遅いのがデフォルトじゃないかと思うくらいだ。あーそれって本当に失礼かと思うけど、勝ち負けするときは決着がついたかなと思うところで突っ込んでくるのが勝浦騎手じゃん!?

長丁場の菊花賞でテン乗りってのは世界の名手なら、そんなの全然カンケー無いのかもしれないけど、長距離だけに気になりますよね。って書いていたら、鞍上はルメール騎手に決まったとか。あぁそれなら折り合い面は大丈夫かも……?

勝浦騎手からの乗り替わりで印象的なのは、ローズSのクロコスミアで岩田騎手が突然逃げて11番人気で2着。その後は、今までは一体何だったのっていう逃げ・先行馬として今に至るわけですが、ニシノデイジーも変わるかな!?

てまぁここでニシノデイジーのことをグダグダ言っても仕方ないのだけどね。

 

ってことで、出走各馬の気になるところを……。

 

1番ジョウショウムード……ローズキングダム×リンカーン。収得賞金は900万円。

ここは8戦目で、前走は小倉芝2000mの玄海特別(2勝クラス)で5番人気5着。

ヴェロックスがぶっちぎりの勝利を決めた新馬戦で11番人気7着だったが、2戦目に勝ち上がり。その時の2着馬は同じ新馬戦で2着だったプラネットアースで、この馬は3戦目に10着だった以外は2着6回(その内クビ差が3回)3着3回という切ない成績の馬だったりする。

新馬、2戦目は1800mで3戦目から2000mを走り、今回が初の2400m。

阪神は1戦1勝で、500万下をハナ差で勝ち上がった。

今回は小牧騎手に乗り替わり初騎乗。

小牧騎手はこの馬の父ローズキングダムに新馬戦から騎乗して、新馬戦・東スポ杯2歳S・朝日杯FSと3連勝してスプリングSは1番人気3着、皐月賞は2番人気で4着だった。ダービーは後藤騎手に乗り替わり5番人気で2着、神戸新聞杯は武豊騎手が騎乗して、ダービー馬エイシンフラッシュをクビ差で競り落として勝利するも、菊花賞はその時に3着だったビッグウィークを捉まえられずに2着だった。

ローズキングダム産駒の重賞勝ち馬は現時点では居ないし、この馬もメンバー的にここで勝負けするのは厳しいかもしれなが、この乗り替わりで菊花賞の切符を手に入れたら結構なドラマだよなぁなんて思ったりはする。

 

2番ユニコーンライオン……ノーネイネヴァー×ハイシャパラル。収得賞金は1500万円。

ここは7戦目で、前走は函館芝2000mの松前特別(2勝クラス)で2番人気1着。

2走前に函館芝1800mの八雲特別を1番人気で勝ち上がっての連勝で、函館では2戦2勝。

阪神成績はアーリントンCで5番人気5着。距離短縮で臨んだ初めての1600m戦ではあった。

この時から岩田騎手に乗り替わり、継続騎乗。

成長とともにだんだん締まって見た目も良くなってきたように思われる馬だし、北海道で勝ってきた馬は注意したい所ではあるけれど、雨は降らないみたいだし、さすがにここは相手が強いか?

 

3番サートゥルナーリア……ロードカナロア×スペシャルウィーク。ノーザンF生産馬。キャロットF。収得賞金は1億200万円。

ここは6戦目で、前走はダービーで1番人気4着。

4連勝で皐月賞を制した同馬だが、乗り替わりでは勝てないと言われるダービーでレーン騎手に乗り替わり、やっぱり勝てなかったかぁでも馬券圏内も外すとはの4着だった。

ここを勝っても菊花賞には行かないらしいが、だからと言って東京の重賞に使うならここから始動するのも仕方ないかと思うものの、3着までに入って菊花賞に出走したい馬たちにとっては、正直言って出てきて欲しくはないだろう。でもってこの馬とヴェロックス、あるいはどちらかしか居なければ権利獲得を目指してもう少し頭数は揃ったのだろうかと思ったりもして。もちろん賞金を持ってる馬が出なければ下限が下がるということで、このレースではなく他のレースで賞金を稼ぐのが吉ということで他に回る馬もいただろうけど(登録のあったキタサンバルカンは、昨日2着だったが)。

まぁそんなこんなで、いくら目標が先でもルメール騎手にしてみればダービーに騎乗できなかったことでもあるし、ここは負けたくないだろうと思われる。

でも正直言って休み明けで無理してまでも勝たなくていいレースで、単勝1倍台だとちょっと嫌だろうなという気もする。

まぁルメール騎手くらいになれば、そんなこと気にもならないのかもしれないが。

ただ本当に強い馬ならば、ダービーでもアタマは無くても馬券圏外ってのはなぁとも思うし(いやあれで勝ち負けしてたらスゴすぎるか)、1倍台の人気であるならば展開のアヤで2着以下の可能性ってのは、馬券的にはやっぱり気になったりはする。

 

4番レッドジェニアル……キングカメハメハ×マンハッタンカフェ。社台F生産馬。東京HR。収得賞金は3100万円。

ここは7戦目で、前走はダービーで11番人気8着。

パドックではチャカチャカしている印象の馬だが、2走前に11番人気で勝った京都新聞杯ではグイグイと力強く歩く姿が好印象だった。ってことでパドックに要注意。

ダービーで先着された2頭を逆転するまではどうだろうか? オッズ的には2着に挟まって欲しいけどなぁって感じ。

酒井騎手の継続騎乗。

 

5番ヴェロックス……ジャスタウェイ×モンズン。ノーザンF生産馬。収得賞金は5000万円。

ここは8戦目で、前走はダービーで2番人気3着。皐月賞で先着されたサートゥルナーリアは逆転したが、ダノンキングリーには逆転された。この馬は菊花賞でクラシック最後の1冠を獲りにいくのかな??

まぁどちらにしても、ここが目標のレースでは無い事は確かだが、負けてもいいとは思ってないだろうし、サートゥルナーリアはダービーでは負けるべくして負けたわけで力負けでは無いってのが世間の雰囲気なので、川田騎手としてはここはきっちり勝っておきたいんじゃないかとは思うけど、どうなんだろう?

ちなみに川田騎手は過去の神戸新聞杯は3着(3回)が最高だったりする。今回は?

 

6番シフルマン……ハービンジャー×SS。社台F生産馬。G1R。収得賞金は1500万円。

ここは9戦目で、前走は阪神芝2000m(1000万下)京橋特別で2番人気1着。逃げたハイヒールの後ろで内ラチ沿いを走り、直線でハイヒールの横にいたバイオスパークを跳ね飛ばして進路をこじ開け、外からハイヒールに並びかけてクビ差先着した。

3走前の若葉Sでは先行して一旦は先頭に立つも、ヴェロックスが余裕で抜け出して勝利、そのさらに離れた外から伸びてきたワールドプレミアにも3/4先着されて3着だった。ヴェロックスには敵わなかったかもしれないが、ワールドプレミアとは馬体が合っていればもうちょっと頑張れたかもしれないってレースだった。

ちなみに半兄のシャンパーニュはこのレースは11番人気で11着。2走前に稍重の札幌芝2600m・阿寒湖特別で1000万下を勝利して、前走TVh賞(1600万下)を7番人気で14着からの参戦だった。

兄と同じく少し力の要る馬場になった方が良いかもという感じはあるので、雨が降ればなぁという感じ?

前走に続いて松山騎手。松山騎手はシャンパーニュで新馬勝ち、9戦ぶりにコンビを組んだ菊花賞で15番人気15着だったりする。

だからどうだって話ですが。

 

7番ヴィント……モンテロッソ×グラスワンダー。収得賞金は900万円。

ここは10戦目で、前走はダービーで16番人気14着。

未勝利戦はなかなか勝ち上がれなかったものの、4月に勝ち上がると500万下を連勝して、抽選も突破してのダービー参戦だった。

悪くない馬だとは思ったが、初の東京で今までとはメンバーも違うし、そもそもダービーは競馬場の雰囲気自体も違う。内枠に入ったので思い切って前に行けばなぁ〜んて言っても無理だった。

戦績的には阪神より京都の方が良いが、今度こそ思い切って逃げたりしないかなぁの期待も?

少頭数で波瀾になるといえば、逃げて馬券圏内というのがよくあるパターンだけど……前が速くなって決着がついた頃に頃に直線だけで人気薄が突っ込んでくるパターンもあるけどね……。

竹之下騎手の継続騎乗。このコンビでダービーの次は菊花賞ってなことが起こるか……??

 

8番ワールドプレミア……ディープインパクト×アカテナンゴ。ノーザンF生産馬。収得賞金は900万円。

ここは5戦目で、前走は若葉賞で2番人気2着。

新馬戦から1-2-2-2番人気で1-3-1-2着と馬券圏内は外していないが、今回は骨折の休み明け。

長く脚を使う馬で京都の方が合いそうだが、菊花賞に出走するにはここで権利を獲りたい。っていうか、恐らく権利を獲りたい度は一番なのではあるまいかって感じ。

そうはいっても3着争いって感じ??

武豊騎手の継続騎乗。

 

ということで、ローズキングダム産駒に小牧騎手とか、シャンパーニュの弟に松山騎手とか、ヴィントと竹之下騎手のコンビとか、物語的に注目したいところはあったりするけれど、

フツーに考えれば、3番サートゥルナーリアと5番ヴェロックスの一騎打ちで1-2着、3着に2-3番手にいそうな2番ユニコーンライオン、6番シフルマンが残るか、後ろから4番レッドジェニアル、8番ワールドプレミアが伸びてくるかって感じ。

なんだけど、買うとしたら

1着に3番サートゥルナーリアと5番ヴェロックス

2着に2番ユニコーンライオン、6番シフルマン、4番レッドジェニアル、8番ワールドプレミア

3着に3番サートゥルナーリアと5番ヴェロックスで間に挟まったパターンかな。

3連複は、3番サートゥルナーリアを1列目で

2列目に、5番ヴェロックス、4番レッドジェニアル、6番

シフルマン

3列目に+2番ユニコーンライオン、8番ワールドプレミアで、こっちはフツーですね。

 

いっそのこと7番ヴィントが思い切ってぶっ飛ばしてどこまでってのを期待してみるってのもアリ?

 

中山8Rの芙蓉Sは、オールカマーの前哨戦として松岡騎手のウインカーネリアンか藤沢和雄厩舎で前走ルメール騎手から乗り替わりで福永騎手のアルファウェーブかなんて考えてみたけど、本日はこの馬に乗りに行くのであろう池添騎手の4番オーソリティに◎。まぁ人気だけど。

で、相手は5番サペラヴィ。あれ、ビリ人気???

前走出遅れでほぼ終了してしまった6番ウインカーネリアンは有力とは思うし、この馬を軸にした方が良いかもしれないけど。

ってことで、4番オーソリティを1列目

2列目に5番サペラヴィ、6番ウインカーネリアン、2番アルファウェーブ

3列目に+3番ルトロヴァイユ、1番トランシルヴァニアで3連単。

5番サペラヴィからの馬連、ワイド。

 

11Rオールカマーは、8番レイデオロ、7番ウインブライト、1番ミッキースワローが強そうで、それなら56キロのミッキースワローでいいんじゃないかという気もするのだが、ここは4番グレイルに期待したい。道中後ろにいたら諦めるが、戸崎騎手がいつもより前目で競馬をすれば、この頭数なら突っ込んでこれないかと。さすがに頭とは言えないけど、単複は買いたい。

ただ3連複は

7番ウインブライトから、

2列目に4番グレイル、1番ミッキースワロー、9番スティッフェリオ

3列目に+2番ゴーフォザサミットと8番レイデオロの藤沢厩舎の2頭で。

7番ウインブライト、4番グレイル、9番スティッフェリオ、2番ゴーフォザサミットの馬連、ワイドBOXで。

微妙な人気の馬が来るようなイメージのオールカマーなんだけど、どうでしょうか?

あとは、藤沢和雄厩舎の人気馬で福永騎手が今度こそ勝ち負けするのか、そこが興味大だったりもします。

 

神戸新聞杯もオールカマーも、ついでにいえば芙蓉Sも少頭数ですが、一番カタそうなのは神戸新聞杯でしょうか?

って思っていると意外に荒れたりするんですけど、どうでしょうか??