ヒヤシンスステークスで馬券になるのはどんな馬? | ウマブロbyアミュレット

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3歳ダート馬の頂点ジャパンダートダービーに向けての一戦、ヒヤシンスステークス。
JDDの前にはユニコーンステークスや兵庫CSや
もちろんUAEダービーだったり、
ここを勝ってJDのつかないダービーに出走とか
はたまたケンタッキーダービーを目指しちゃおうとか
いろいろあるとは思いますが
ここをきっちり勝つのは、今後のためにはとても重要。
 
ということで、過去に馬券になった馬、ならなかった馬の振り返り。
馬券的中のヒントを見つけられますように〜。
 
2016年はゴールドドリーム-ストロングバローズ-スマートシャレードで決まって
5-4-1番人気/7.3-6.8-3.2倍。
勝ち時計は1分35秒4(重)、前後半の3ハロンは34秒2-35秒8。
5番人気までが10倍以内で、6番人気馬は22倍、7番人気馬は41倍というオッズだった。
田辺騎手(乗り替わり初騎乗)-戸崎騎手(乗り替わり初騎乗)-ルメール騎手(乗り替わり初騎乗/新馬戦から前走まで武豊騎手の継続)
平田厩舎-堀厩舎-角居厩舎
血統は
ゴールドアリュール×フレンチデピュティ、全姉にファンシーミューズ。ノーザンF生産馬。
マインシャフト×ストリートクライ。米国生産馬。
ブライアンズタイム×クロフネ、半姉にスマートノエル。
3-4-4戦目で
前走はそれぞれ
京都ダート1800m(500万下)で1番人気1着。新馬戦は阪神ダート1800mだったが、共に上がり1位だった。
中山ダート1800mで1番人気1着。新馬戦から1.6-1.6-1.4倍の1番人気で1-2-1着だったが、今回は6.8倍の4番人気だった。
樅の木賞で1.2倍の圧倒的1番人気に応えて1着。全3戦で上がり1位。
東京および距離実績はそれぞれ
東京も、1600mも初。今回は距離短縮。
新馬-2戦目で1600m−1400mで、1-2着。前走中山の1800mから距離短縮。
東京も1600mも初。今回は距離短縮。残念ながらこのレースが最後のレースとなった。
 
2番人気(3.6倍)ラニは5着。武豊騎手に乗り替わり(前走のみ内田騎手)。
タピット×SSで、半兄にアウォーディー、半姉にアムールブリエ。母はヘブンリーロマンスだが、米国産馬。
ここは5戦目で、前走はカトレア賞(東京ダート1600m)で3番人気1着。
2走前に京都ダート1800mの未勝利戦を勝利した。
5着だが2着馬からはアタマ、1/2、クビ差ではあった。
 
3番人気(4.8倍)レガーロは6着。M.デムーロ騎手の継続騎乗。
ベルナルディーニ×レモンドロップキッド。社台F生産馬。
ここは5戦目で、前走は全日本2歳優駿(川崎ダート1600m)で2番人気2着だったが、1着のサウンドスカイとは0.3秒差で2、3着のアンサンブルライフ、トロヴァオをゴール前で交わして同タイムクビ差、0.1秒差だった。
新馬戦は中京ダート1400mで1番人気も11着、距離延長した京都ダート1800mで勝ち上がり、もちの木賞で連勝も、2着馬とは共に同タイムクビ差(3着以下は離していたが)。
 
2015年はゴールデンバローズ-イーデンホール-クロスクリーガーで決まって
1-5-2番人気/1.4-20.5-6.8倍。
勝ち時計は1分37秒1、前後半の3ハロンは35秒5-36秒8。
ゴールデンバローズが圧倒的人気で、2番人気が6.8倍、4番人気が11倍、5番人気が20倍超えのオッズだった。
戸崎騎手(乗り替わり初騎乗)-吉田豊騎手(継続)-岩田騎手(新馬戦から継続)
堀厩舎-大久保洋吉厩舎-庄野厩舎。
タピット×マヤコフスキー。米国産馬。
ゴールドアリュール×ディストーテッドユーモア、半姉にシーリーヴェール。追分F生産馬。G1R。
アドマイヤオーラ×ブライアンズタイム。
4-8-4戦目で
前走はそれぞれ
東京ダート1600mの500万下で1番人気1着。
芝替わりで京成杯(中山芝2000m)に出走して16番人気で12着。
樅の木賞で1.7倍の1番人気で1着。
東京および距離実績はそれぞれ
前3戦は全て東京。新馬戦は芝1600m、2戦目からダート1600mを走って2-1-1番人気で2-1-1着。2-3戦目は共に1.3倍の圧倒的人気だった。
4戦目に東京ダート1600mで1着、続く5戦目は2番人気で4着。ダートに戻って距離短縮。
東京も1600mも初。1-2-1番人気で1-6-1着の成績だが、2走前は京都芝2000mの黄菊賞。今回は距離短縮。
 
3番人気タップザットは6着。
タピット×オフィサー。ノーザンF生産馬。
ここは4戦目で、前走は全日本2歳優駿で1番人気2着。
札幌ダート1700mで勝利し、2戦目はプラタナス賞(東京ダート1600m)で1番人気(2.1倍)1着。新馬戦から福永騎手。
 
 
2014年はエキマエ-メイショウパワーズ-メイショウシンシアで決まって
12-8-1番人気/61.1-16.1-4.0倍。
勝ち時計は1分37秒5、前後半の3ハロンは35秒1-37秒9。
前に行った2頭が1、2着。3着は後ろから伸びるも3番手にいた馬が4、5着。
3着馬からは3/4、アタマ、ハナ、クビ、ハナ、クビ、クビ差で10着までが入線。
1番人気から4.0倍で6番人気から9番人気までが10倍台、10番人気はニシケンモノノフで25倍、11番人気で55倍、12番人気で61倍、13番人気で133倍だったダイリュウキセキが0.1秒差で4着だった。
江田照騎手(乗り替わりで以前騎乗時は3-13(芝)着6−15番人気)-酒井騎手(乗り替わり初騎乗)-武豊騎手(乗り替わりも以前に騎乗時は1-4-2着)。
中川厩舎-本田厩舎-松永昌博厩舎
血統はそれぞれ
メイショウボーラー×コマンダーインチーフ、半妹にアイライン。
メイショウボーラー×エルシーヴクオリティ。
シニスターミニスター×ジョリーズヘイロー。
8-5-6戦目で
前走はそれぞれ
京都ダート1800mで、4番人気で逃げ切り勝ち。
京都ダート1800m(重)の500万下を2番人気で逃げ切り勝ち(ちなみに2着は1番人気のアスカノロマン)。
樅の木賞で4番人気1着。武幸四郎騎手が騎乗。
東京および距離実績はそれぞれ
東京は、4戦目に初芝で百日草特別に出走し13着。1600mは初で、距離短縮。2走前は樅の木賞で14番人気で、メイショウシンシアの3着。新馬戦から6-6-6-15-1014-4番人気と人気にならない馬ではあった。
東京は初。京都ダート1200mでデビューして2戦目に阪神1400mの芝に出走、3戦目に京都ダート1800mで逃げ切り勝ちして500万下も連勝した。今回は距離短縮。
東京は初。芝デビューも8着でダート替わりの2戦目で勝ち上がり。1400mを使われていたが、前走は初の1800mを走って、今回は距離短縮。
 
2番人気レッドアルヴィスは6着。
戸崎騎手に乗り替わり初騎乗。安田厩舎。
ゴールドアリュール×グラインドストーン、半兄にカレンブラックヒル。ノーザンF生産馬。東京RH。
ここは6戦目で、前走は500万下の東京ダート1600mで2番人気1着。
芝でデビューして2-5着で3戦目に中京ダート1800mで勝ち上がり昇級戦で3着。前走が初の東京、初のダート1600mだった。
 
3番人気リーゼントロックは9着。
松岡騎手に乗り替わりだが前回騎乗時は1番人気で1着。矢作厩舎。
ダイワメジャー×エーピーインディー。
前走は黒竹賞(中山ダート1800m)で5番人気1着。
阪神ダート1800mでデビューして、2-1着。
1着時は共に重馬場で、以降も稍重・重の成績が良い。
ちなみにヒヤシンスS以後は東京競馬場はおろか、左回りには1回も使われていない。
 
 
2013年はチャーリーブレイヴ-ソロル-コパノリッキーで決まって
2-4-1番人気/3.9-9.4-2.2倍。
勝ち時計は1分36秒6、前後半の3ハロンは34.0秒-38秒3。
ビュイック騎手(継続)-吉田豊騎手(乗り替わり初騎乗)-福永騎手(乗り替わり初騎乗)
尾関厩舎-中竹厩舎-村山厩舎
血統はそれぞれ
インディアンチャーリー×カーソンシティ。米国産馬。
シンボリクリスエス×SS、母の全兄にゴールドアリュール。追分F生産馬、サンデーR.。
ゴールドアリュール×ティンバーカントリー。
4-5-4戦目で
前走はそれぞれ
3歳500万下(東京ダート1600m)で7番人気(30.2倍)で1着/上がり1位。
黒竹賞で3番人気1着。
3歳500万下(東京ダート1400m)で1番人気(1.9倍)で1着/上がり1位。
東京および距離実績は
2戦目に初ダートで東京1400mに出走して3番人気で1着、前走1600mで連勝、共に上がり1位。
芝2000mの新馬戦に出走し、1位入線も10着降着。3戦目に阪神1800mのダート替わりで勝利。1600mは芝・ダート共に初。
東京実績は前走の1400mのみ。2走前に京都ダート1800mで8番人気(35.9倍)で勝ち上がり、前走距離短縮からの距離延長となる1600mは初だった。
 
3番人気ケイアイレオーネは9着。
ヘニーヒューズ×マーケトリーという血統で7戦目。
幸騎手の継続騎乗で、前走は兵庫ジュニアグランプリで3番人気1着。
芝でデビューして4戦目にダート替わりで勝利、500万下を連勝で
ダートでは3戦3勝だったが全て1400m。
東京は2走前の500万下をムーア騎手で勝利。
 
この年は1、2着馬が芝でデビューしてダート替わりで初勝利を挙げた馬だったが
ハナ差4着(9番人気)のエーシンレンジャーも米国産馬で芝デビュー、3戦目にダート替わりで勝利して500万下も連勝した馬だった。
ただし阪神、京都の1400mで距離延長だった。
 
 
2012年はフリートストリート-ゲンテン-メイスンキャプテンで決まって
1-8-7番人気/2.5-28.5-18.2倍。
勝ち時計は1分38秒7、前後半の3ハロンは35.0秒-37.5秒。
岩田騎手(乗り替わりも前走騎乗時1着)-福永騎手(継続)-武士沢騎手(継続)
角居厩舎-矢作厩舎-岩戸厩舎
血統はそれぞれ
ストリートセンス×シングスピール。ダーレーJF生産馬。
ベルナルディーニ×Numerous。米国産馬。
キャプテンスティーヴ×フォーティナイナー。
3-6-7戦目で
前走はそれぞれくすのき賞(小倉ダート1700m)で2番人気1着。
3歳500万下(京都ダート1400m)で3番人気1着。
3歳500万下(東京ダート1600m)で6番人気(8.6倍)1着/上がり1位。
東京および距離実績はそれぞれ
東京も1600mも初。新馬戦は京都ダート1800mで1.6倍の1番人気で1着。前走から距離短縮。
東京は、3戦目の京王杯2歳ステークスで2番人気8着。札幌芝1500mを1番人気で新馬勝ちした馬で4戦目からダートを使われ、5-1着(2-3番人気)。中山1200-京都1400mと距離を伸ばしての参戦だった。
前走は初東京で初の1600m(距離短縮)だったが、3戦目から着順に関係なく(3−1−5−1着)上がり1位を記録していた。
 
2番人気キズマは8着。
ディスクリートキャット×ジェイドロバリーという血統のダーレーJF生産馬。
ここは3戦目で、新馬戦は新潟芝1400mを2番人気で勝利、
前走はポインセチア賞(阪神ダート1400m)を8番人気で勝利した。
新馬戦から蛯名騎手の継続騎乗。東京も1600mも初だった。
 
3番人気メジャーアスリートは6着。
ダイワメジャー×ストームキャット。
ここは7戦目で、前走は全日本2歳優駿で2番人気2着。
内田騎手に乗り替わり初騎乗で、前走は蛯名騎手で2走前に安藤勝巳騎手に1度乗り替わった以外は蛯名騎手が手綱を取っていた。
芝でデビューして、2-2-7着の後、東京ダート1600mで勝ち上がり、
続く1400mの500万下を勝利して、全日本2歳優駿で2着とダートでは連対を外していなかった。
 
ということで、
騎手は乗り替わりでもOK。
やっぱり前走1着馬。
前走からの距離短縮組の方が強い。
1400mで前目で競馬をしてきた組は人気で危険?
4コーナーで10番手くらいから伸びてくる馬が1頭は馬券になる。
芝での負けは関係無い。
芝デビューでなかなか勝ち上がれず、ダート替わりで連勝してきた馬は注意。
米国産馬。
荒れそうな時は、やっぱり荒れる。
 
ということで、今年はやっぱり
3戦3勝のエピカリスが断然人気になるのは仕方ないかと思うのだが
ムーア騎手騎乗の1戦1勝馬フォギーナイト
芝デビューで勝ち上がれなかったが、ダートに替わってぶっちぎって連勝中のアディラート
東京ダート1600mで2戦2勝、
ここもポイントを加算してケンタッキーダービーへの出走権を手に入れたいモンサンレガーメなど
上位人気馬同士であっさり決まるのか
それとも思わぬ伏兵が現れるのか?
申し訳ないが、フェブラリーステークスより楽しみだったりするのです。