本日の浦和競馬3R・ダート1400mで、皆が待ってた初勝利。
藤田菜七子騎手頑張れぇ～と思っていますよ、そりゃあ。
でもね、やっぱりいろいろ現実はキビシイですから……。
思いかえせば3月3日の川崎競馬場。
2着に来たミスターナイスワン、後ろから行って4コーナーから直線に向くところで外に出して追い込んで……
そんな競馬じゃ川崎では勝ち負けは無理だろぉ～と思っていたところで伸びてくるんだから
正直、馬が強いよって思いました。
ちなみにミスターナイスワン、本日5Rに丹内騎手で出走して直線後方（の時点で無理）から全く伸びず12着のビリでした……今回は外枠でしたしね。
川崎ではなんだか後方からの競馬が続いて……う～んと思いましたが
最終レースはようやく前目で勝負する競馬で。
正直言って、あの日のレースはやっぱり厳しいレースではなかったと思うのです。
例えばフルゲートで馬群を捌けるのかとか全く判らない感じだったし……。
もちろん馬の脚質にもよるってことなのですが
少なくとも川崎で後ろからばっかりじゃね……でも、最終レースは結構前できっちり勝負したので
藤田菜七子騎手、頑張れモードがアップしました。
それでもJRAの騎乗では、同期の騎手より早く重賞騎乗は果たしたものの
印の付く馬は少なくて……。
それもあるのか、なかなかレースに参加できない感じもあり
人気を盛り上げたいのか、そうでもないのか良く判らんって思ってましたよ。
藤田騎手は注目される分大変でしょうが、川崎、高知、浦和などでも経験を積むことができ
なかなか勝てなくてプレッシャーも大きかったと思いますが
そしてJRAでの初勝利も期待されるので、そこはまだまだ安心できないところもあるでしょうけど
とりあえず1つ勝って、本当に良かったですね。
勝ったアスキーコードは、もとJRA馬で社台F生産馬。半兄にマトリックスコード、半姉にバイナリーコードのいる血統。
浦和は圧倒的に内枠、逃げ先行馬が有利で直線に向いた時に後ろにいたら勝負にならない。
ということでここは最大のチャンスだったとは思うし枠も良かったけど、スタートからゴールまで一度も前に出られること無く逃げ切り勝ち。
道中後ろに付けた矢野騎手、酒井騎手の心理やいかにと余計な心配をしてしまうけど
結局2着はその後ろにいた的場文男騎手。
で、ゴール後握手して、何かお話してました。的場騎手からしたら、ヘタすりゃ孫と言っても良い感じですからねぇ～。なんだかほのぼのした気持ちになってしまいました。
それにしても今年デビューした新人は、なかなか勝てないですね。
関係あるかどうかは判りませんが、ルメール騎手、M.デムーロ騎手が平場から人気馬に乗って勝ち星を積み上げてると、他の騎手もいろんな意味で必死だろうし
今までよりも厳しいのかもしれませんが……。
それでも早くから勝ち負けしてる騎手が将来的に生き残ってるかというと、必ずしもそうではないのが面白いところなので、頑張って欲しいと思います。
ところでいつも思うのですが、南関のライブ映像ってきれいで見やすいですよね。
JRAのレース映像よりもきれいだなと……。
なんて書いてたら、6Rでまたまた藤田菜七子騎手が勝ちました。
3番手の外から差し切る競馬で4番人気での勝利。
密かに気にしていたロッコウオロシ産駒ですが、まさかここでウインアンビションが勝つとは。
ということで、本日、今のところ2勝の藤田騎手。
勢いに乗ってもっと勝てるか、そして今週のJRAでも勝利をモノにできるか？
この2戦、人気薄を連れて来ているので、そこんところも期待できるかしら？？