昨年は少頭数ながら、レッドソロモン、ワンダーアツレッタ、アダムスブリッジの8-7-2番人気で決まって馬連が20,150円、3連複は16,620円。
2014年はアドマイヤデウス、ウインフルブルーム、サウンズオブアースの2-1-3番人気で馬連430円、3連複680円。
2013年はレッドルーラー、クラウンレガーロ、サトノノブレスの7-9-2番人気で馬連14,930円、3連複24,670円。
2012年はワールドエース、メイショウカドマツ、ミルドリームの1-2-3番人気で馬連660円、3連複1,460円。
2011年はダノンミル、カフナ、ダノンシャークの12-5-2番人気で馬連4,720円、3連複は26,550円。
2010年はペルーサ、ヒルノダムール、マコトヴォイジャーの2-1-8番人気で馬連180円も3連複は5,070円。
ここのところ1番人気馬より2番人気馬の方が信頼できて、何故か隔年でカタいと荒れるのくり返し……だとすると、今年はカタい！？
そんなこんなで出走各馬の気になるところをカンタンに……。
1番ダノンサンシャイン……ハービンジャー×SS、全兄にスワーヴジョージ。ノーザンF生産馬。藤原英昭厩舎。現在の収得賞金400万円。
前走は京都芝2200mのすみれステークス。ピースマインドがやや後続を離して逃げていたものの、3-4コーナーでは馬群は一団になり、2番手から抜け出したジョルジュサンクが押し切ったレース。
で、10頭立てとはいえ大外枠で、後方から2番目（前にアドマイヤエイカンで後ろにロスカボス）でずっと外目を走っていて、4コーナーでロスカボスが結構タイトに回りながら前に行った時にこすられたかって感じもあったが、坂もなんだか伸びないなぁ～ってことで7着。
デビューから3戦目で3ヶ月に1回のローテーションで使われているのもあるだろうが、+16キロ、+10キロと見るたびに大きくなっている。パドック映像では、2人引きでがしがしと力強く歩いていたが、レースはなんとなくチグハグだった。
今回は2戦目で勝った時のルメール騎手に戻る。この枠だし今回はある程度前目での競馬になるだろうが、ルメール騎手てことで人気になるなら、そこまで信頼しても良いかはビミョウ。
2番ミトノグラス……グラスワンダー×エリシオ。大橋厩舎。150万円。
門別デビューで新馬勝ち（ダート1200m）してコスモス賞（札幌芝1800m）に出走するも8着。その後門別、盛岡を走って10、7着。
JRAに移籍しての前走は阪神芝1800mの3歳500万下。フロムマイハートが内をこじ開けて抜け出して1着だったレースだが、この馬は後方を付いて回って来ただけという感じ。
小牧騎手から藤岡佑介騎手に乗り替わり、ここも内をロス無く回って来てどれだけって感じか？
3番マイネルラフレシア……ジャングルポケット×ダンスインザダーク、母はフライングメリッサ。高橋裕厩舎。1200万円。
新潟芝1800mの新馬戦で勝利、アイビーステークス（東京芝1800m）に出走して1着。柴田大知騎手は前年のコスモナインボールに続いての勝利だった。（関係無いけど、その時のアタマ差2着馬はスワーヴジョージ）
3戦目の東スポ杯2歳ステークスは、キラージョーの2番手で楽な感じでレースを進め、外を差して来たスマートオーディンにはあっさり交わされたが、プロディガルサンとは併せて競り合うカタチになったこともあってもう一伸び。4着かと思っていたら内にいたキラージョーをクビ差交わして3着に上がった。
前走京成杯（中山芝2000m）は、道中同じくらいの位置にいた2頭のうちプロフェットが抜け出し、内にいたケルフロイデが外を猛然と差して来たメートルダールをクビ差抑えて2着で、キャロットF馬のワン・ツー・スリーだったレース。
この馬はスタートで外の馬が内に向かって来て挟まれて位置取りが悪くなり、いつもと違って後方の外目を走らされることになったので……ということもあるのだけど、どうも坂を力強く駆け上がって来てという風にも見えなかった。
レースの流れがペースアップした時にすっと反応できなさそうなタイプで、阪神の内回りも雨馬場になるのも良さそうなので、前走スタートで挟まれなければってことで人気にならなければ……なんて思うけど、そんなに都合良く行くわけないか……と思ったら6番人気ですね。
新馬戦から柴田大知騎手の継続騎乗。
4番ゼンノタヂカラオ……キングカメハメハ×SS、半姉にウインマリアベール、全兄にペルセヴェランテ、母はダイヤモンドビコー。400万円。
新馬戦は中京芝2000mでブラックスピネルにクビ差届かずの2着。ここで勝てなかったのは今にして思えばものすごくイタかったようで、その後2、2、3、2着と馬券圏内は外さないものの勝ちきれず、前走ようやく小倉で勝ち上がり。武豊騎手のスマートな騎乗よりも川田騎手の方が手が合ったのかも？
前走に続いて川田騎手で、能力が低いとも思わないし坂がダメな訳でもないだろうが、未勝利を勝ち上がったばかりでここで即馬券になるかというのはどうかな？
5番メイショウカクオビ……ファルブラヴ×SS。南井厩舎。400万円。
この馬も前走5戦目にして勝ち上がり。小倉芝1800mで、3-4コーナーで外をぐーんと上がって行って直線で突き離して1着。3番人気で単勝は710円だったのに、複勝は320円も付いた。しかも2着馬は5番人気なのに、馬連は4,990円。最後に直線だけで突っ込んで来たピンク帽のピンクノオウマサンが3着に入って3連複は106,940円。この馬は11番人気で複勝が1600円だった。
全くの偶然だと思うが、この馬が2着になった未勝利戦も3着馬は7番人気のピンクアゲートで、1着馬が1.9倍の断然人気オンザロックスでこの馬は3番人気だったのだが、3連単は15,390円もついた。馬名がピンクで始まる人気薄の馬が同じレースに出走してたら一緒に来るのか！？
ということで、今回はピンクの馬がいないが……「ピ」がつくだけでOKならピースマインドは人気も無さそうだし、一緒に来たらこれまたすごい配当になりそう。
そんなくだらないハナシはどーでもいいとして
長く良い脚を使えそうなタイプで、あきらめずに追ってくれそうな和田騎手に合いそうなタイプにも思えるが……アドマイヤダイオウが勝った未勝利戦では坂で交わされて6着だったし平坦の方がいいかも？
6番ナムラシングン……ヴィクトワールピサ×ピヴォタル。高野厩舎。900万円。
新馬戦は阪神芝2000mでドレッドノータスにクビ差届かずの2着。2戦目の東京芝2000mをあっさり勝ち上がり。
3戦目の500万下京都芝2000mは、サトノダイヤモンド強過ぎぃ～なレースで、逃げたクィーンズベストをクビ差捉まえられずに3着。
4戦目の京成杯は、レースに参加しませんでしたって感じの8着で。
前走は新馬戦から手綱を取っていた内田騎手から池添騎手に乗り替わりで、京都芝1800mのつばき賞で1着。中団でレースを進め直線で外からパールコードを交わし、差して来たミッキーロケットに並ばさなかった。
今回は池添騎手の連続騎乗。スタートがやや心配も、まともなら上位争いでは？
7番アドマイヤダイオウ……ディープインパクト×クロフネ。ノーザンF生産馬。友道厩舎。
新馬戦は京都2000mでリオンディーズが勝ったレース。後方からの競馬で直線でぐんぐん伸びては来たが前にいたピースマインドに追いつけず3着。
2戦目は中京2000mで、ルメール騎手からムーア騎手に乗り替わり、軽くジャンプするようにゲートを出て後方から、坂をぐんぐん力強く上がって差し切り勝ち。
前走は京都芝2400mの梅花賞。重馬場で超スローの中、3コーナー手前から外に出して坂をグーンと上がって前に行き、下りで一気に先頭に立って押し切った。
M.デムーロ騎手の好騎乗というのもあるが、新馬戦から我慢するところは我慢して追い出されるとよく伸びる、騎手の言うことをよく聞く賢い馬なんだなっていう印象も。
ペースの遅い競馬しかやってないのでそこはどうなのかってところはあるが、どう考えても速くならなさそうなメンバーだし、ディープ産駒だけど母父クロフネで、見た目もいかにもディープですって感じでも無く、なにより前走は重馬場で勝ってるし。
まさかの大出遅れとかさえなければ馬券圏内は外さないかも？ って単勝1.6倍かぁ……う～ん、そこまで抜けてるか？？
8番ピースマインド……ディープインパクト×トニービン、半兄にマイティースコール、ブライトアイディア、ピースメーカーでここまでは白老F生産馬だったが、ピースオブジャパンから下は中原牧場。宮厩舎。400万円。
新馬戦はリオンディーズの2着で、2戦目に中京芝2000mで勝ち上がり。
3戦目のシンザン記念は1番人気で引くに引けない展開になり力尽きて14着。
前走のすみれSは、後続を離して逃げるも直線に入って交わされたらもうお終いって感じに見えて……一気の人気落ちだけど、前走のパドックでも軽快に歩いていてそんなに悪くは見えなかったんだけど……ここは1回逃げずに競馬をして欲しいところだが？
9番ノガロ……キングカメハメハ×ダンスインザダーク、母はムードインディゴ。ノーザンF生産馬。音無厩舎。400万円。
新馬戦は阪神芝1600mを松若騎手で4着、2戦目は1800mに距離延長してM.デムーロ騎手で4着。3戦目に芝2000mで松若騎手で勝ち上がり。4戦目はベリー騎手で中山芝2000mの寒竹賞で3着。
前走は京都芝1800mのきさらぎ賞。なんだかんだ言ってもこのレースは、サトノダイヤモンド強っってのが感想なんだけど……逃げたオンザロックスの後ろに3番人気のロワアブソリューがいて、ノガロはその外を走っていたのですが。
油断すると内へ内へといってしまいそうな走りで、もうぜ～ったいロワアブソリューに「お前こっちに寄ってくんなよ」って思われていたのではないかと。最後も左ムチを入れたら結構な感じで右に飛んで行ってたし。
そう言えば寒竹賞の時も、かなり挙動不審な感じの走り方をしていましたしね。
ということで、馬がしっかりすれば（多分）かなり強いかもなぁとは思うものの……。
松若騎手と外人騎手が交代で乗っていましたが、今回は戸崎騎手に乗り替わり初騎乗。
戸崎騎手は追える福永騎手って感じの基本ソフトなイメージなので、この馬にぴったりかと言われればどうかなという感じもありますが。
少頭数なのは大歓迎だろうし、真っ直ぐ走れれば勝ち負けしてもおかしくないんじゃないかと思うし、雨で馬場が渋るのも悪くないと思えるが……？
10番リスペクトアース……マンハッタンカフェ×ストリートクライ。小笠厩舎。1050万円。
新馬戦は東京芝2000mを逃げ切って1着。2戦目は京都2歳ステークスで逃げてドレットノータスのアタマ差2着。ただ勝ち馬は、いつでも交わせますからって感じで、余裕に見えた。
前走は共同通信杯（東京芝1800m）で、逃げるも直線で捕まって4着。パドックでは良い馬に見えたので、馬券を買っておけば良かったかと一瞬後悔したけど……。
今回は戸崎騎手から内田騎手に乗り替わり初騎乗。この馬が逃げてどれくらいのペースで行くのか……イチカバチかで速いペースで逃げたりは……しないだろな。
とはいえ、前に行ってどれだけ粘れるかということでは残る目も無いとはいえないって感じ。
ということで、買いたいのは3番マイネルラフレシア、6番ナムラシングン、7番アドマイヤダイオウ、9番ノガロ。
アドマイヤダイオウは勝つならあっさりかもしれないが、単勝1倍台ってのはどうなんだろうってことで、
6番ナムラシングンからと9番ノガロから、上記馬への馬連と馬単。
まともに走れば強そうな9番ノガロの単・復。
それでもアドマイヤダイオウが3着外すことはないだろうから
7番アドマイヤダイオウから上記3頭への3連複と
こういうレースって意外と人気薄が突っ込んで来て「ナニするんだぁ～」ってなるんだよねってことで
3列目に5番メイショウカクオビと8番ピースマインドを入れた大穴狙いの3連複。
（あーいっそ、アドマイヤダイオウを1列目で2列目に穴馬2頭で3列目に総流しでもいいかも？？）
人気は意外に割れてるので、アドマイヤダイオウからの馬連でも組み合わせ次第では悪く無さそうなので、オッズには要注意でしょうか。
馬券的にはノガロの一発を期待したいんだけど、どうかな？