ジュニアカップと中山金杯 | ウマブロbyアミュレット

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思いつくままに……

昨年は9頭立ての少頭数で前に行ったナイトフォックスと追い込んで来たエイムハイ、ヤングマンパワーで決まり、
一昨年は13頭立てでエスメラルディーナ、マイネルメリエンダ、オメガベンデッタと前に行った馬で決まり、
その前は15頭立てでマイネルホウオウ、マイネルブルズアイ、ベステゲシェンクとやっぱり前に行った馬。
ということで、今回もスローで前残り警戒か?
北村宏司騎手、田辺騎手、安田厩舎、オメガの馬に注目のレースだったが……。

ということで、出走各馬の気になるところをカンタンに……。

1番チェストケリリー……スキャットダディ×セイントバラード。スキャットダディはヨハネスブルグ×ミスプロで、セイントバラードは稍重のダートで良さそうなイメージで母の母の父はスルーオゴールドでシアトルスルー産駒。
新馬戦は新潟ダート1200mで、中団から外を回って差し切り勝ち。
前走は門別のエーデルワイス賞で5着だが、1着は次走の北海道2歳優駿を勝つタイニーダンサー、2着は次走のローレル賞、東京2歳優駿牝馬競走を連勝するモダンウーマンで、3着ディーズプラネット、4着マックスガーデンとはクビ、クビ差。
ダートで勝ち上がった馬ではエスメラルディーナもいるが、1600mでの勝ちだし、確か脚元の関係もあってのダートデビューだったように思う。距離延長で臨んだといえばランウェイワルツが6着だった。この馬の場合は、距離が問題ではないと思うが。
いかにもダート馬という走りではないようには思うが、距離伸びてどうかは?
吉田隼人騎手から戸崎騎手への乗り替わり、初騎乗。

2番ネバーリグレット……ダイワメジャー×フライティルドーン。ノーザンF生産馬、G1レーシング。
新馬戦は東京芝1400mで、ゲートが開くと出て良いのかなって感じで出て行き、道中は中団から。馬群の中で直線に入り、外に出そうとするも出せるところがなく内に向かって馬の間を抜け出すと突き放して1着でゴール。
この日は外を差してくる馬が有利な馬場で、スローで外から差して来たホッコーモモタン、ショウナンアーリー(ゴール前でムチを入れられて激しく内に寄れていた)が、3、4着に入ったが、この馬は操縦性の良さを見せつけるような勝ち方だった。
2戦目で道中のペースが上がってどうかという気はするが、うまく馬群を捌ければ?
新馬戦に続いてルメール騎手。金杯はブライトエンブレムに騎乗予定で、どちらかというと金杯に全力投球だったりするかもしれないが、7Rのエポックも何とかして欲しかったりする。

3番アースコネクション……アンブライドルズソング×ライオンハーテッド(父ストームキャット).。
新馬戦は中山芝1800m、ゲートをスッと出て4番手から3-4コーナーでは外を回って前に進出し、坂を力強く駆け上がって先頭に立ち押し切った。500キロを越える大型馬だけに、上積みもあるかと思うが、初戦のようにスムーズな競馬ができれば?
新馬戦に続いて蛯名騎手。

4番ダンツプリウス……ブライアンズタイム×マンハッタンカフェ。
新馬戦は阪神芝1600mで4着。2戦目に2着、3戦目に中京で3着。4戦目に新潟の芝2000mに距離を延長して勝ち上がり。福島芝1800mのきんもくせい特別で2着になり、京都2歳ステークスに出走するも9着。
前走は中京芝1600mのこうやまき賞で、マディディからハナ、クビ差の同タイム3着。
直線で内を突こうとして弾かれてロスがありながら一旦は先頭かってところを外から併せ馬で伸びて来た2頭に交わされた格好で、スムーズだったらという気はしないでもないが。
ここは8戦目で、前走に続いて丸山騎手。丸山騎手は2回騎乗して2、3着。
先行できるし、距離も坂も不安は無いが、ワンパンチ足りないようで??

5番ラヴアンドポップ……アドマイヤムーン×クワイエットアメリカン、半兄にエンキンドル。
新馬戦は中京芝1600mで6番人気で1着。2戦目のコスモス賞は、池添騎手に乗り替わり斤量が3キロ増えることもあってか7番人気だったが、アタマ差で競り勝って1着。スタートこそ早くはなかったが好位から徐々に上がって行き、4コーナーから直線に向いて2番手。マイネルサグラと2頭の並走が続いたが、きっちり差し切った。
前走の札幌2歳ステークスは、スタートが遅いこと(両側の牝馬が気になったらしいが)とペースが早くなったことで後方からの競馬。4コーナーで大外を回って追い上げて3着は確保かと思われたが、内のクロコスミアに交わされて4着。
このレースでは馬券を買っておけって感じの池江厩舎だが、登録のあった朝日杯FSを回避した影響は無いのか? 
2戦目から池添騎手の連続騎乗。金杯のヤマカツエースにも力が入るところだと思うが?

6番ショウナンアンセム……ジャングルポケット×クロフネ。
東京芝1800mの新馬戦は12着、2戦目は1400mに距離短縮して4着。3戦目に更に距離を短くして1200mの中山で勝ち上がり。
前走のひいらぎ賞は、1600mへの距離延長で全く人気が無かったが3着。スタートを決めて2列目からドーヴァーの外を回るようなカタチでレースを進め、4コーナーから直線に向く時には内から4頭目の位置。坂を上ってもう一伸びは無かったが、良く粘っての3着。
この日、大野騎手は6Rを2番人気で1着、8Rを9番人気で1着、おまけに11Rのターコイズステークスでビリ人気のダンスアミーガで2着したのだけど、先行して馬券圏内に残していた。元々は福島で穴で狙いたい騎手だったが、中山でも結構穴を出しているような気がする……ただ馬券的には、この馬の買い時は前走だったんじゃないかな?

7番メイプルキング……キングカメハメハ×SS、母の母はロジータ。
新馬戦は東京芝1400mで、中団グループの後方といったところをず~っと外を回って差し切った。良く言えば長く良い脚が使えるで、悪く言えばワンペースって感じ。2戦目はデイリー杯2歳ステークスで、スタートが遅くいい位置を取れないまま直線では外に出されるもブービーの13着。ただし、7着以下は横一線って感じではあった。
前走は東京芝1600mのベゴニア賞で、一つおいた隣のルノートルがゲートで立ち上がっていたのが影響したのか、隣のサンローズが隣の馬怖いって感じで内に向かってゲートを出て来たのにいきなりぶつかって、外から前に入られたりもして、最後も伸びてるって感じではなかったが、なんとなく消化不良な感じのレース振りだった。
本日長岡騎手は、この一鞍のみ。この馬の新馬戦の日に勝ったメイプルレインボーでは好成績を挙げているが、この馬も数少ないお手馬なんだから、頑張って欲しいが……。
そういう訳で新馬戦から長岡騎手の騎乗だが、そろそろ結果を出さないとそろそろやばいかもってところで激走しないか??
新馬戦の感じだと1400mの方が良いかもという気はするが、もうすこし走れてもと思うだけにねぇ~?

8番ブロワ……メイショウボーラー×リドヘイム、半兄にタマニューホープ、タマビッグボス。
新馬戦は中山ダート1200mで6着。東京芝1400mを2回走って、7、12着。中山ダート1200mの牝馬限定戦で逃げ切って勝ち上がり。
前走も中山ダート1200mで逃げるも4着。スタートしてすっと前に上がって行けるので芝が全くダメなワケでも無いと思うが、距離は長いのではないでしょうか?
前走に続いて嘉藤騎手。

9番ゲッカコウ……ロージズインメイ×シンボリクリスエス。
福島芝1800mの新馬戦をクビ、ハナ、クビ、ハナ差で凌いで1着。2戦目のコスモス賞は、外を回っちゃったしなぁって感じで7着。2000mに距離延長した百日草特別は、内ラチ沿いの2、3番手でレースを進め、前の2頭とは差はあるものの3着。
前走中山芝2000mの葉牡丹賞は、内でレースを進めるも前がなかなか開かずに5着。でも距離も長いかと思われたし、内で詰まったら仕方無いってレースだった。
この馬は松岡騎手が合ってるような気がするし、前走の津村騎手もそれほど悪いとは思わなかったが、今回はマイネルの主戦(ですよね?)柴田大知騎手に乗り替わり、初騎乗。中山で前に行くとしぶといイメージのある騎手だが、1600mってのはどうだったかなぁ? 
この馬も、1600mがいいのかどうかはビミョウな感じで、結構馬券を買ってる身としては前回来てくれよって思うしなぁ……。この枠からいい位置が取れれば馬券になってもおかしくないが……? 1、2Rでは結構積極的に行ってますが、芝でもガンガン行っちゃうか?

10番アーバンキッド……ハーツクライ×スウェイン、母の半弟にダイワワイルドボア。ノーザンF生産馬、サンデーR。
新馬戦は東京芝1600m。内が伸びない馬場だったかもしれないが、外を回って1番人気に応えて差し切り勝ち。
前走のひいらぎ賞は、スタートがイマイチ早くなく、ラチ沿いを追走。最後は内から抜けて来て、ドーヴァーに迫るもハナ差届かず2着。内をロス無く回って来た分2着に上がれたという感じもするがなんだか窮屈そうだったし、中山より東京の方が良さそうな感じもある。というか、ドーヴァーどうかなと思っていただけに、勝てないとはぁ~とちょっとがっかりした……。
新馬から騎乗していた戸崎騎手から、F.ベリー騎手に乗り替わり初騎乗。
ここであっさり勝たれたら、戸崎騎手の立場が無いなぁって感じもするが……?

ということで、勝つのは2番ネバーリグレット、5番ラヴアンドポップ、10番アーバンキッドのどれかではないかと思うのだが、
1戦1勝馬、1頭だけ57キロ、大外枠のマイナスポイントを考えれば
10番アーバンキッドが中心か……馬連と3連複の軸にして相手に
2番ネバーリグレッと、5番ラヴアンドポップで、ここは馬単の裏も買いたい。
で、4番ダンツプリウス、9番ゲッカコウの前残り。
穴で7番メイプルキング。

1番チェストケリリーも人気が無ければとは思うけど……穴にしては、人気がありすぎで。

11R、中山金杯はそんなワケ(?)で、松岡騎手の7番マイネルフロスト中心。
ただ3番ステラウインド、4番ネオリアリズム、5番ヤマカツエース、6番ブライトエンブレム、9番ベルーフにもチャンスありだと思うので、馬連と3連複。
3番ステラウインドの単・複も買いたい。

穴なら軽量の1番ロンギングダンサーと12番バロンドフォールも気になるけど……。

昨年は4番人気のラブリーデイで1着、一昨年は5番人気のオーシャンブルーで1着の
F.ベリー騎手と池江厩舎ですが、
現在5番人気のベルーフが1着して3連覇ってのは難しいとは思うけど、どうかな?

では、皆様よい金杯を!
本年もよろしくお願いいたします。