わらしこの昭和

おはようございます。ブログにまで手が回らなかったこの頃でした。

今週の火曜日のお話しですが、栗原市は一迫の『風の沢
』に行ってまいりました。

この日は『小野 幹 写真展』の最終日。もう一度見たくなって足を運びました。

展示枚数およそ90点。たくさんの懐かしい風景、時代のひとコマを見る事ができました。

私自身はその時代を生きてきたわけではありませんが、両親達が子供の頃の東北を見る事が出来ました。今では決して見る事が出来なくなってしまったものがたくさんありました。

それは世の中が便利になったり、簡素化されてしまって消えてしまったものがほとんどではないでしょうか。

消えてしまうから昔の物には価値がある。

でもこうしてその時代を生きてきた人が記録として写真を撮っていてくれたから見て知る事が出来たわけです。

撮影された小野氏は仙台在住。身近にこういう写真を撮る人がいたという事が素晴らしい。

風の沢には本当はその前日に行くつもりでしたが、都合が悪くなって最終日に行く事になったのですが、風の沢に行くと、風ノ介氏がお出迎えしてくれて「小野さん来てますよ」と。

撮影された小野氏が風の沢に来ておられたのです。

ミュージアム脇の休憩スペースに入ると小野氏とそのご家族が休んでおられました。

突然の偶然の出来事に私は大変緊張してしまい、何か変な事を言ってしまったような気がします。

それでも30分くらいだったでしょうか。穏やかなご家族といろいろとお話しをさせていただきました。

今回の写真展で販売されていた小野氏の写真集も購入させていただきました。

この写真集にも懐かしい昭和がつまっています。この頃子供だった母も絶賛。

小野氏は7月にも写真集を出されるそうです。震災で津波被害があった地域の昔の写真を集めた写真集になるみたいです。

本当にお会いできて良かった。ご本人もそうですが、ご子息さまとその奥さまも”ただ者”では無かった・・・。

貴重なお時間ありがとうございました。またお会いできる日を楽しみにしています。