年末、現場パトロールin沿岸 | 千田工務店の2代目日記

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岩手県で地域密着30年の工務店の2代目社長として奮闘の日々を綴った、少し真面目で少し遊び心があるブログです!仕事好き、旅行好き、ドライブ好き、動物好き、食べ物好き、人が好き、温泉好き、スポーツ苦手…?なB型の次男坊をどうぞ宜しくお願いいたしますm(__)m


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今日は、昨日とは打って変わって冷たい雨でした。現在、沿岸の進行現場は3件ですが大船渡~大槌まで広範囲ですので、北上からスタートして現場を一回りするだけで約1日がかりとなります。

始めは、大船渡の造成中の現場です。道路と敷地に高低差があるので、現場近くまで行かないとこの景色がわかりませんが、現場からの眺めは最高ですね。


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続いて、大船渡の中心部に程近い現場です。現在、仕上工事中となっています。


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最後は、大槌の現場です。現在、基礎工事が終了し養生期間中です。積雪の心配がいらないため、内陸に比べて安心感があります。年明けから土台敷き~建て方となります。


本日、現場監督が全員出社し書類整理や確認作業をしておりました。現場は、毎日毎日変化しそのつど対策を考え、進めて行かないとなりません。今年1年間、現場監督をはじめ職人さん達には今まで以上に頑張ってもらいました。建築の仕事は、お客様と契約する時点ではまだ何も提供してない状態です。ですから、本当の当社の見せ場は着工~完成までの間に全てがあるのだと思います。その間、数え切れないほどの職人さんの連携プレーがあってお客様の住宅が完成します。材料1本たりとも揃っていないと完成しないわけです、しかも1棟1棟が注文住宅(オーダーメイドによる住宅)となると余計に手間がかかります。今年は、おかげさまで40棟近くの住宅を無事に引渡しすることができました。来年は、45棟近くになりそうです。当社は、沿岸の現場に地元の工務店が携わることで復興につながると信じております。来年も、求められる限り沿岸の現場を通じて「復興」を願って行こうと思っております。