ビビ(Bibi)はベトナムのハノイに住んでいるモンキーである。生後間もなく森の中に捨てられていたのをクアン(Quan)さんが見つけ、家に連れて帰った。今から約1年ちょっと前の出来事だった。

 

森の中に捨てられていたビビ

 

クアンさんが連れて帰らなければ、ビビは高確率で他の獣に食べられ死んでしまうか、モンキーハンターの餌食となり、外国へ密輸されたりしてしまう。クアンさんは地元の官庁の許可を得て、ビビをクアン家の養子として育てることにした。

 

クアンさん(ビビのDad=パパ)2024年現在の写真(動画より)

 

赤ちゃんの時のビビは大人の手のひらに乗るくらいのサイズで、毛は黄色味がかった金髪。連れて来たての頃はまだ弱々しい赤ちゃんだった。

 

Dad takes care of obedient baby Bibi(約5分)

 

クアンパパの熱心なお世話のおかげでミルクも飲めるようになり、お座りもできるようになった。お座りの練習をしているビビの可愛らしいこと!

 

Baby monkey Bibi is taught to sit by dad(約2分半)

 

二足歩行もマスター!この時のビビは生後8カ月。

 

Bibi monkey 8 months old learns from Dad to walk on two legs(約5分半)

 

クアンパパはビビにスイミングも教えた。ある時、パパの寝ている間にビビはひとりでお家の3階に行き、たらいに水を張ってスーイスイ。パパには怒られてしまったが、ビビが自分で何でも挑戦してみるという賢いモンキーに成長しつつある。

 

BiBi obediently went swimming by himself, making his father worried to find him(14分)

 

これまでの動画で私が驚いたのは、ベトナムの都市部の生活水準の高いことである。クアンさんのハノイのお家はスペースも広くゆったりとしたつくりになっている。家具調度品も立派だ。ビビが恵まれた環境で育てられていることは嬉しい限りだ。

 

クアンさんはこのシティハウスの他にハノイ郊外にもお家がある。このお家には広大な庭があり、木々や植物がたくさん植えてある。ビビにとっては絶好の遊び場だ。

 

ハノイから車で6時間の田舎にはクアンさんの75歳になるお母さん(ビビにとってのおばあちゃん)が住んでいる。このおばあちゃんのお家も広々として美しい。そこにはニワトリがたくさんいて、ビビが自由に果物や野菜を取って食べることのできる素晴らしい家庭菜園もある。おばあちゃんの家にいる時のビビは元気いっぱいでとても楽しそう。これらの詳細は次回のブログで。

 

私がビビを知ったのは、ビビがゆで卵をひとりで作ろうとしている動画だった。この動画がきっかけでビビのファンになり、それからはビビの動画を見て笑うのが私の日課になっている。今日の締めくくりはその動画で!

 

 

Super monkey! Bibi helps Dad boil eggs for a surprise! (約18分)